Neon Genesis Evangelionとは? わかりやすく解説

NEON GENESIS EVANGELION

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 19:01 UTC 版)

NEON GENESIS EVANGELION
新世紀エヴァンゲリオンサウンドトラック
リリース
録音 1995年5月 - 7月
ジャンル アニメサウンドトラック
時間
レーベル スターチャイルド
プロデュース 大月俊倫
庵野秀明
チャート最高順位
ゴールドディスク
  • プラチナ(日本レコード協会
  • 新世紀エヴァンゲリオン アルバム 年表
    -NEON GENESIS EVANGELION
    (1995年)
    NEON GENESIS EVANGELION II
    (1996年)
    EANコード
    JAN 4988003180492(KICA-286)
    JAN 4988003306045(KIAW-21)
    JAN 4988003471262(KIJA-6〜7)
    『NEON GENESIS EVANGELION』収録のシングル
    1. 残酷な天使のテーゼ
      リリース: 1995年10月25日
    2. FLY ME TO THE MOON
      リリース: 1995年10月25日
    テンプレートを表示

    NEON GENESIS EVANGELION とは、

    1. TVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のラテン文字表記『NEON GENESIS EVANGELION』のこと。
    2. 上記のアニメに関連するCDやグッズ、漫画、本などに使われるラテン文字表記のこと。
    3. 上記のアニメの1枚目のサウンドトラック。詳細は以下に述べる。

    NEON GENESIS EVANGELION』(ネオン・ジェネシス・エヴァンゲリオン)は、テレビアニメ新世紀エヴァンゲリオン』のサウンドトラック。1995年12月16日にスターチャイルドから発売された。

    概要

    • 初のサウンドトラック。
    • ジャケットには碇シンジと初号機のイラストが掲載されている[2]
    • 2004年12月22日にはDVD-Audioとして再発売された[3]
    • 2013年12月18日には、鷺巣詩郎監修のもとリマスタリングされたハイレゾ音源の配信が開始された[4]
    • 2015年9月9日にはLP盤が初回生産限定で発売された[5]。アナログ盤制作はロサンゼルスにあるバーニーグランドマンマスタリングのクリス・ベルマン氏が手がけ[6]、ジャケットイラストは本田雄が描き下ろした[6]

    収録曲

    特記の無い曲は鷺巣詩郎作曲編曲。
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.残酷な天使のテーゼ <Director's Edit. Version>[注 1]及川眠子佐藤英敏大森俊之高橋洋子
    2.FLY ME TO THE MOONBart HowardBart HowardToshiyuki OhmoriCLAIRE
    3.「ANGEL ATTACK」(E-6)    
    4.「Rei I」(A-1)    
    5.「Hedgehog's Dilemma」(B-1)    
    6.「BAREFOOT IN THE PARK」(C-2)    
    7.「RITSUKO」(C-5)    
    8.「MISATO」(B-16)    
    9.「ASUKA STRIKES!」(B-17)    
    10.「NERV」(A-3)    
    11.「TOKYO-3」(C-7)    
    12.「I.SHINJI」(A-6)    
    13.「EVA-01」(E-3)    
    14.「A STEP FORWARD INTO TERROR」(E-9)    
    15.「EVA-02」(E-4)    
    16.「DECISIVE BATTLE」(E-1)    
    17.「EVA-00」(E-5)    
    18.「THE BEAST」(E-5テンポ早)    
    19.「MARKING TIME, WAITING FOR DEATH」(E-7)    
    20.「Rei II」(B-20)    
    21.「FLY ME TO THE MOON」(B-4) Bart Howard鷺巣詩郎 
    22.「次回予告」(F-2 30秒バージョン)    
    23.「FLY ME TO THE MOON <YOKO TAKAHASHI Acid Bossa Version>」Bart HowardBart HowardToshiyuki OhmoriYOKO TAKAHASHI
    合計時間:

    参加ミュージシャン

    脚注

    注釈

    1. ^ 間奏部分にギターの音が追加されており、また声にエフェクトがかかっていないなど。1995年10月25日に発売されたシングル版とはアレンジが異なる。

    出典

    1. ^ NEON GENESIS EVANGELION”. ORICON NEWS. 2023年5月11日閲覧。
    2. ^ NEON GENESIS EVANGELION”. CDJournal. 2024年2月18日閲覧。
    3. ^ NEON GENESIS EVANGELION (DVD-Audio)”. タワーレコードオンライン. 2024年2月18日閲覧。
    4. ^ NEON GENESIS EVANGELION 【2013 HR Remaster Ver.】”. キングレコードのハイレゾオーディオカタログ. キングレコード. 2024年2月18日閲覧。
    5. ^ NEON GENESIS EVANGELION (LP)”. タワーレコードオンライン. 2024年2月18日閲覧。
    6. ^ a b 「新世紀エヴァンゲリオン」サントラの第1弾がアナログ盤で9月発売”. AV Watch. 2024年2月18日閲覧。

    新世紀エヴァンゲリオン

    (Neon Genesis Evangelion から転送)

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/15 10:56 UTC 版)

    新世紀エヴァンゲリオン』(しんせいきエヴァンゲリオン、Neon Genesis EVANGELION)は、GAINAX制作による日本のアニメーション作品。1995年10月4日 - 1996年3月27日にかけてテレビ東京系列他で放送されたテレビアニメ全26話とその劇場版。略称は「エヴァンゲリオン[2]、「エヴァ[3]、「EVA[4]


    1. ^ 日本SF大賞を受賞していることなどから。
    2. ^ 制作者側より明言されていることなどから[1]
    3. ^ a b c d e 本放送当時は原作とアニメーション制作がGAINAXになっていたが、2023年現在は原作は庵野秀明、アニメーション制作はタツノコプロ単独に変更された。また、EDのクレジット表記ではGAINAX関連の企業をモザイクで隠す処置が行われた。
    4. ^ a b 角川書店、Project Eva.、GAINAXテレビ東京セガ・エンタープライゼス、東映。
    5. ^ 前述の通り、原作者は放送当時「GAINAX」名義だった。
    6. ^ 旧劇場版はテレビアニメ版第25話から分岐する形となり、最終2話分を新たに制作。
    7. ^ この時の日付は作中で明示されていないが、シンジを演じた緒方恵美は2015年6月21日、自身のツイートで「『明日』だった」と述べている。
    8. ^ テレビシリーズ版として発売されたVHS・LD・初期DVDまでは、テレビシリーズ版の第弐拾伍話・最終話と同時に、旧劇場版と同じ物語の第25話・第26話が収録された。ただし、劇場版とは異なる部分がある。
    9. ^ ただし、設定・テーマは同じで、展開を別に描いたものである[7]
    10. ^ リメイク作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズでは、式波・アスカ・ラングレー(しきなみ アスカ ラングレー)として登場する。
    11. ^ なお、その生産過程にはその正体に関連する人道的な問題があるため、各機関はその真実を秘匿し続けていた。
    12. ^ 母親の魂を介すことでEVAとシンクロする。この設定は、NHKスペシャル驚異の小宇宙 人体II 脳と心』から着想を得ている[8]。また、パイロットが14歳に限定される理由は当初は設定されていなかったが、前述の『驚異の小宇宙 人体II 脳と心』から貞本がイメージを作っていった[9]
    13. ^ 改装後の零号機を商品化する際などに使われる名称。本編では改装後も一貫して零号機と呼称される。
    14. ^ 本編においてはS2機関の実験中にNERV第2支部と共に消滅したと言及されるのみで、外観描写は無い。
    15. ^ 本編において外観描写が無いため。プラモデル化の際にはシルバーと設定された。
    16. ^ ゲームやパチンコに登場する際には渚カヲル、または相田ケンスケが搭乗することがある。
    17. ^ 渚カヲルのパーソナルが移植されている。
    18. ^ 『トップをねらえ!』の設定と類似するので却下された[8]
    19. ^ 貞本、鶴巻、佐藤ら主要制作スタッフが語るところによる[19]
    20. ^ ただ、これは竹熊健太郎の問いに対し、庵野が「無意識でやっているんでしょうね」と答えるに留まっており、完全に言明したわけではない[26]
    21. ^ ただし第拾伍話と第弐拾四話は反転して白地に黒字。
    22. ^ 第拾九話では枠なし、最終話は赤枠に赤字で表記。
    23. ^ 『新世紀エヴァンゲリオン(ニュータイプ100%コレクション)』で、当時のパソコン通信での反応が見られる[40]。また、2006年10月号の『月刊ニュータイプ』では「ネットでアニメを語った最初の作品」として紹介されている[41]。その他氷川竜介の評論など参照[42]
    24. ^ エンディングテーマは「FLY ME TO THE MOON」を使用しておらず、不適切な言語が修正されている。この変更の影響で、「NERV」(ナーヴ)の発音がキャラクター毎に異なっている。
    25. ^ ビデオ版第26話の次回予告は実写を使用。
    26. ^ これは当作に限ったことではなく、当時のテレビ東京は年末年始の特別番組により通常時間での放送ができなかった場合放送時間を午前帯に振り替えて週1回の放送を維持していた。現在はこのようなことはなく、当該放送は休止されている。
    27. ^ シナリオ集『エヴァンゲリオン オリジナル』では「ゼーレ、魂の座」が第拾参話、「使徒、侵入」が第拾四話に入っている。
    28. ^ ヨハネの黙示録に出てくる獣。
    29. ^ 英語で「転校生」の意。
    30. ^ 心理学用語の「ヤマアラシのジレンマ=the Porcupine Dilemma」から。ここで使われている「Hedgehog」はハリネズミのことで、英語ではHedgehog's Dilemmaの表記が一般的。
    31. ^ 『新世紀エヴァンゲリオン』のテレビシリーズおよび劇場版、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序〜Q』のシリーズを通して庵野秀明が唯一脚本を担当していない回である。ただし、脚本集『エヴァンゲリオン オリジナル』に所収されている本話の脚本は、全体の内容に大きな相違はないが、形式は「葛城ミサトによる碇シンジの観察報告」と完成作とは大きく異なったものになっている。
    32. ^ 「strike」は、「攻撃する」と「(えさに食いついた後で釣糸を張って)魚を鉤針にひっかける」をかけている。また、アメリカでは台風上陸時に「(女性名)strikes!」と言い回されるが、それともかけている。
    33. ^ デイヴィッド・ブリンのSF小説『サンダイバー英語版』 (SUNDIVER) から。また、唯一日本語と英語のタイトル名が同一の回。
    34. ^ SF映画『地球の静止する日』 (The Day the Earth Stood Still) から。
    35. ^ 小説『ガリヴァー旅行記』に登場する小人族リリパットから。
    36. ^ セーレン・キェルケゴールの著作『死に至る病』から。
    37. ^ 心理学用語「乳房の分裂」から。
    38. ^ 心理学用語「取り込み」から。
    39. ^ 心理学用語「口唇期」から。
    40. ^ 直訳すると「存在するな」のように聞こえるが、実際に英語の会話の中で使われるときには「I'm sorry(ご免なさい)」の返答・否定形として使われ、「自分を責めるな」の意となる。
    41. ^ 「シ者」は、渚カヲルの「渚」のを分けたもの。使者、あるいは死者。
    42. ^ ロナルド・D・レインの詩集『DO YOU LOVE ME?』(邦題『好き?好き?大好き?』)から。
    43. ^ ハーラン・エリスンの著作『世界の中心で愛を叫んだけもの英語版』から。
    44. ^ 英語で「お大事に、お体を大切に、(別れ際に)お気をつけて」の意。
    45. ^ ただし第拾参・拾四話は先述の通り放送時間の変更があったため、視聴率は低下している。この2話を除いた最低視聴率は第四話の5.8%。
    46. ^ テレビ東京では、1995年12月27日は水曜 17:30 - 18:00、1996年1月3日は水曜 8:00 - 8:30にそれぞれ放送された。
    47. ^ 当時の夕方6時30分枠はアニメ再放送枠『マンガのくに』となっていた関係で、TXN系列局で唯一の時差ネットとなっていた。1995年12月28日放送分は12月27日水曜 17:30 - 18:00に放送(他系列局と同時刻であるが遅れ放送)。後番組の『VS騎士ラムネ&40炎』の翌日に最終回が放送された(夕方6時30分枠の時差ネットは1996年4月改編をもって解消されたため)。
    48. ^ この他に2001年2月21日発売、新世紀エヴァンゲリオン SECOND IMPACT BOX 中巻 VOLUME6に収録。
    49. ^ 第弐拾伍話、最終話の次回予告は15秒、第25話、第26話の次回予告は30秒。
    50. ^ 放送時の次回予告の長さは当初は30秒を予定していたが放送時間の都合上、15秒に変更されて放送された。このため放映時の15秒の次回予告は特典映像として収録された[82]
    51. ^ VHS・LD全巻購入者特典の第弐拾壱話 - 第弐拾四話。および2001年2月21日発売、新世紀エヴァンゲリオン SECOND IMPACT BOX 中巻 VOLUME6を除く。
    52. ^ 第弐拾四話終了後に第弐拾伍話と第25話の次回予告。第25話終了後に第26話の次回予告。第26話終了後にエンディングがある。他にも演出上の違いがある。
    53. ^ 新世紀エヴァンゲリオン SECOND IMPACT BOX 下巻 VOLUME7(2001年6月22日発売)を除く。
    54. ^ テレビ東京系列での放映版、VHS・LD・初期DVD版よりサイズが大きい。
    55. ^ ただしDVDのリニューアルの際に削除されたカットもある。
    56. ^ VHS・LD・初期DVD版の第弐拾壱話から第弐拾四話のエンディングはテレビサイズのため追加シーンのスタッフテロップは次回予告の後に掲載される。
    57. ^ 劇場版「シト新生」ビデオ付き前売券のために製作されたビデオ[84]
    58. ^ 発売日はビデオ付き前売券の劇場窓口販売開始日。
    59. ^ VHSまたはLD全巻購入者への特典として応募者に配布。
    60. ^ KIBA-はキングレコード盤、GDVD-はGAINAX盤となっており、ディスク上の刻印も異なるが収録内容は同じである。なお、キングレコード盤は帯付きのケースとなっている。
    61. ^ 第弐拾壱話から第弐拾四話はテレビ放映版を収録。
    62. ^ a b 第拾六話はオリジナルの16mmネガフィルムが紛失したため、35mmインターネガからテレシネで収録[85]
    63. ^ 予約限定5万セット。
    64. ^ Yahoo!Japan store限定。
    65. ^ '07 EDITIONの特典ディスクは2003年版、または復刻版の特典ディスクから「AR用定尺ラッシュビデオ」のみ未収録[86]であること以外は同じ内容を収録。加えて、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序の予告編を新たに収録。
    66. ^ a b 第拾六話はオリジナルの16mmネガフィルムが紛失したため、SDマスターからのアップコンバートで収録[88]
    67. ^ 第拾六話はオリジナルの16mmネガフィルムが紛失したため、SDマスターからのアップコンバートで収録[89]
    68. ^ ゲーム雑誌『電撃PlayStation』が新劇場版の特集を行った時にこの「各業界への影響」について触れている。そこでゲームクリエイターに対して行われたインタビューやアンケートでも「本作品の影響を受けた」とする回答が多く見られた。
    69. ^ 多くのロボットアニメは玩具メーカーがメインスポンサーとなっており、玩具の売り上げが作品にも大きな影響を与える。本作品のスポンサーには玩具メーカーがついていないが、これは監督の庵野の意向である[1]。また、ロボットアニメの記事なども参照のこと。
    70. ^ テレビアニメ#テレビアニメ史深夜アニメも参照。
    71. ^ 1996年では1本しかなかった深夜アニメ(『エルフを狩るモノたち』)が1997年には12本、1998年には24本と急速に増加した[41]
    72. ^ ただし、プロデューサーの大月俊倫によるとテレビ版の企画としてクレジットされている「Project EVA」は実質的に大月1人の存在で製作委員会の会議も一度もやっていないという[123][124]。旧劇場版では製作委員会が組織されているが新劇場版はカラーの自社製作である。






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