NBAスラムダンクコンテストにて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 08:56 UTC 版)
「スラムダンク (バスケットボール)」の記事における「NBAスラムダンクコンテストにて」の解説
詳細は「NBAスラムダンクコンテスト」を参照 毎年のNBAスラムダンクコンテストでは、いくつかの有名かつ注目すべきダンクが参加者たちによって披露されている。 1986年のコンテストで、身長170cmのスパッド・ウェブが同203cmのドミニク・ウィルキンスを破って優勝した。 マイケル・ジョーダンは、一部のファンに「Leaner(傾いてる)」とも呼ばれるダンクを有名にした。このダンクがそう呼ばれる理由は、ダンクを実行している間ジョーダンの身体が地面に対して垂直ではなかったためである。TNT視聴者はそれをヴィンス・カーターのビトゥイン・ザ・レッグズを超えた「史上最高のダンク」と評価した[要出典]。 ヴィンス・カーターは2000年のコンテストで、リバース360ウインドミル、ビトゥイン・ザ・レッグズ、エルボー・ハングを使った。誰もこんなダンクを見たことが無く、実演されたときに、審査員も含め観衆の多くが言葉を失った(カーターのスピン回転は時計回りで、1989年に披露されたケニー・ウォーカーの360ウィンドミルは反時計)。 2008年のコンテストで、ドワイト・ハワードは肩にケープ(実際は他チームのユニフォーム)を結んで彼の愛称であるスーパーマンの衣装となり、「スーパーマン」ダンクを実演した。ネルソン選手がアリウープした際に、ハワードがフリースローサークルラインから飛び込んでそのボールを掴み、投げてリングに通した。このダンクには幾分議論の余地がある、というのも彼の手はリング位置を超えなかったのだ。一部の人は、ボールがバスケットの中に下向きに押し込まれたのでダンクの基本的な定義を満たしており、事実上のダンクと見なされるべきだと主張している。 2009年のコンテストで、ハワードは別のゴールをコート内に持ち込み、そのバスケットリングは標準ゴールよりだいぶ高かった。 ハワードは、1950年代の電話機ブースに入って再びスーパーマンの衣装になった後、ネルソンからのパスを受け取り、より高いゴールで両手ダンクを簡単に成し遂げた。これは記録作りの目的で行われたものではなかったが、このダンクは物語性で満点スコアおよび観衆からの暖かい反応を貰った。また、このコンテストでは177cmのネイト・ロビンソンが緑の衣装を着てクリプトナイトを表現し、緑色の「クリプトナイト」ボールを使い、183cmのハワードを飛び越えてダンクした。このダンクと物語性は、ロビンソンにとって同コンテストの勝利をもたらし、NBAのファン投票によって彼は優勝者に選ばれた。ロビンソンは、彼を飛び越えるダンクを寛大にも許してくれたハワードに感謝し、万雷の拍手をハワードに贈るよう観客たちにお願いした。 ジャベール・マギーは現在、単独ジャンプでの最多ダンク世界記録を保持している。2011年のコンテストで、マギーは2つのボールを所持して飛びあがり、それぞれをダンクすると、チームメイトからのパスも受け取ってアリウープを叩き込んだ。
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