Mac OS 8.5
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/22 08:46 UTC 版)
「Finder」の記事における「Mac OS 8.5」の解説
フォルダアクション フォルダを開いたときや書類をドロップしたときなどに、フォルダに設定されたAppleScriptを実行する機能。 32ビットアイコン フルカラーに加えて、透明度付きのマスクを持った表現力豊かなアイコンが作成可能になった。 ナビゲーションサービス Finderの機能ではないが、従来の開く/保存ダイアログが改良され、Finder風のリスト表示が可能となった。 オートルーティングフォルダ "システムフォルダ"にドロップされた項目の種類に応じて、"機能拡張"や"コントロールパネル"など、適切なフォルダに自動的に振り分けてくれる機能が追加された。 プロキシアイコン Finderウィンドウのタイトル左横に"プロキシアイコン"と呼ばれる小さなアイコンが付けられ、ウィンドウの表すフォルダそのものとして扱うことができるようになった。たとえば、プロキシアイコンをプレス(マウスボタンを1回押したまま)し続けると、そのアイコンをドラッグでき、ドロップするとそのフォルダがそこへ移動する。コマンドキーを押しながらクリック(タイトルが表示されている範囲でよい)すると、そのフォルダがどのフォルダに属しているかを最上位階層まで一覧できるメニューが開き、これで選択したフォルダを開くことができる。Finder以外の対応アプリケーションでも利用することが可能で、主にファイルの内容を表示するウィンドウに表示される。これもプレスしてからドラッグ・ドロップで表示中のファイルをそこへ移動でき、コマンドキーを押しながらクリックすることで、同様にそのファイルが保存されているフォルダを遡って、選択したフォルダを開くこともできる。 その他 リスト表示時のカラムの幅の変更や並べ替えが可能になった。
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Mac OS 8.5
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/25 16:35 UTC 版)
「Mac OS 8」の記事における「Mac OS 8.5」の解説
Mac OS 8.5は、1998年10月17日に初めて世界同日に各国語版が発売された。日本では、発売時に当時の原田永幸社長がシャーロック・ホームズの扮装を行い秋葉原を訪れた 動作機種は、PowerPCを搭載したもののみとなった。発売直後にMicrosoft Office 98や日本語入力プログラムでの不具合を修正するMac OS 8.5 アップデートが配布された。 インストーラの改良 言語解析機能を利用したSherlockによる自然言語検索 標準でマルチリンガル対応(これまでは別途、各国語のLanguage Kit購入が必要であった) ネットワーク機能の高速化 AppleScriptのPowerPCネイティブ化と高速化 ネットワーク・タイムサーバによる時間の自動補正 インターネットを使ったユーザ登録
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