思わず

デジタル大辞泉

おもわ‐ず〔おもは‐〕【思わず】

読み方：おもわず

［副］

１ そのつもりではないのに。考えもなく。無意識に。「—かっとなる」「うれしくて—跳び上がる」

２ 思いがけず。意外なことに。

「四鳥の塒(ねぐら)に親と子の、—帰り逢ひながら」〈謡・雲雀山〉

［形動ナリ］

１ 思いのほか。意外。案外。

「かかる世を見るより外に、—なる事は何事にか」〈源・須磨〉

２ 心外である。期待がはずれて気に入らない。

「いかが、世の中さびしく、—なる事あるとも忍び過ぐし給へ」〈源・若菜下〉

日本語活用形辞書

思わず

読み方：おもわず

ワ行五段活用の動詞「思う」の未然形である「思わ」に、打消の助動詞「ぬ」の連用形が付いた形。

終止形

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用例

思わず知らず

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

思わず

出典:『Wiktionary』 (2021/07/30 09:20 UTC 版)

和語の漢字表記

思わず (おもわず)

1. おもわずの漢字表記。

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「思わず」の例文・使い方・用例・文例

• 深いため息が思わず彼の口をついて出た
• 彼女はかわいらしい赤ん坊を見て思わずほほえんだ
• 彼が思わず窓の下を見ました
• 美しい風景には、思わず感嘆の声が出ます
• 思わず感動で涙が出ました
• 思わず力が入ります
• 私が思わず声を出す
• 思わず全身に鳥肌が立った
• 思わず会場から拍手が起こった
• 彼が美しさに思わずカメラのシャッターを押した
• 彼が彼女の立派な姿に、思わず感動の涙を流しました
• 誰もが思わず驚きの声をあげる
• 彼が思わず部屋の前で足を止める
• あまりに慇懃な言葉に私は思わず反論の言葉を失った
• 彼が思わず、掌に冷や汗をかいた
• 彼が思わず眉間にしわを寄せた
• 山田が思わず感嘆の声を漏らした
• 私達は木々の燃える音に思わず安堵の溜息を漏らした
• 男が思わず手を叩いた
• 彼が思わずカメラを構えた