GAMBIT 極東支部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 16:46 UTC 版)
「暗号名はBF」の記事における「GAMBIT 極東支部」の解説
七海団(ななみ だん) 本編主人公。暗号名:BF(ベイビーフェイス)、特技は「誘う目(ザ・ルック)」と呼ばれる流し眼で、見つめられれば大抵の女性が落ちる代物だが、大人に変身した状態でなければ効果がない。 普段は運動も勉強もできない女心もわからない平均以下の中学生だが、ソーマを打つことで生粋のプレイボーイとなる。母親がクリプト王国の末裔であるためにこの能力を持つが、家族にはスパイとしての活動は秘密にしている。 BFとしては甘いセリフを吐き時にペッティングすら用いて女性を篭絡していくが、これは能力とスパイとしての訓練の賜物であって、自身はその行動が何を意味しているのかを全く理解していない。中学生としての彼自身は非常に(中学生はおろか小学生でも引くレベルの)ウブな少年であり、学校では好きになった女性に告白すらできないヘタレぶりを余すところなく披露している。その恋愛感情は同級生および先生陣に筒抜けだったりするが、本人はその事に気付いていない。 同じクラスの本庄あすかに片思いしている一方で、大人の女性に対しては(任務で女性の卑怯な部分を見せられたり、マジョラムの悪ノリの被害者になっていたり、するために)苦手意識を持っている。 なつめ・プティ・クリプテン 暗号名:MM(ネモニック/記憶屋)、特技は「写す目(シャタード)」。一度見た物を完全に記憶し、図面に起こすことも可能な能力。 団の幼馴染。ソーマによる大人への変身ができない。団に想いを寄せているが、それゆえにBFを嫌う(BFの主要ミッションがハニートラップであるため)。BFに対してはヤキモチ一直線の行動をとるため、団には「嫌われている」と誤解されている(なつめ自身はその誤解に気付いていない)。 『暗号名はJJ』の主人公で、同作の描写によれば母親がクリプト王国の末裔である旨が伺われる。『暗号名はJJ』で一度はソーマ投与による大人化を起こすものの、それ以降は「陰性(反応なし)」となってしまう。 八角・ボガード・クリプテン(やすみ・ボガード・クリプテン) 暗号名:GD(ガーディアン)、特技は「見切る目(グレアー)」。極めて高い動体視力と反射神経を発揮し、身体論理学の知識で相手の動きを見切る格闘の達人。ただし、子供時の体型は「ふっくら」していて動きが鈍く、彼も大人に変身していない状態では役立たず。 出世欲が強い割に、潔癖で生真面目なところもあって処世術に長けているという訳ではない。いつも自分のことばかりを優先して考えており、無神経な言動が目立つ。 マジョラム サポートメンバー「黒い看護婦」の一員。団の部下兼お目付け役。ソーマの注射係で、注射することが大好き。本名は丸条(下の名前は不明)で表向きは雑誌(女性週刊誌)編集者とされている(団たちの訓練用の仮の身の上である可能性がある)。団に対してはからかいと悪ふざけが過ぎる事もあるが、よく姉代わり母代わりとしての優しい眼差しを向け、さらにはハグすらも日常茶飯事に行って好意をあらわに(ただし恋愛感情まであるかどうかは、あえてぼかされており、基本的には「親しみ」を表すサインの範疇)している。 オリバーの昔話によると彼女のコードネームもギャンビットでは由緒正しいもの。 オリバー 暗号名:ベイリーブス。ギャンビット極東支部局長。団の大叔父で、第二次大戦中戦後に活躍した団の祖父にあたる人物「先代BF(レン・クリプテン)」の弟。
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