G600
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「ガルフストリーム G500/G600」の記事における「G600」の解説
長胴型のG600は2016年12月17日にサバンナ / ヒルトン・ヘッド国際空港(英語版)で初飛行をした。2018年の就航予定に向けて、飛行試験機4機と量産型1機が用いられる予定である。 T1:5ヶ月間で311時間の飛行をした。ブレーキや飛行性、失速速度、大気データ、短縮垂直間隔の検証に用いられる。 T2:2ヶ月間で52時間の飛行をした。重心や上昇性能、騒音を中心に、機能や信頼性の検証に用いられる。 T3:2017年5月5日に初飛行をした。離着陸性能や防氷装置(英語版)、キャビン与圧、酸素系統の検証に用いられる。 T4:操縦系統(英語版)やアビオニクス、燃料系統(英語版)の検証に用いられる。 P1:最初の量産機で、キャビンシステムや量産機の内装を検証するために用いられる。 2017年8月20日までに、4機のG600は延べ175回、780時間の飛行を行った。その中の最長飛行は13時間5分に及ぶものだった。初期の飛行包絡線の拡張、飛行性、飛行擾乱、ブレーキ、失速、負荷較正、パラメータ同定、上昇性能に関する検証を終えた。 2017年10月にNBAA(全米ビジネス航空協会)展示会が開かれた時点で5機のG600が飛行しており、2019年前半の就航が予定された。またこの展示会で、G600のマッハ0.85での航続距離は300海里増えて6,500海里(12,038km)に、マッハ0.9での航続距離は5,100海里(9,445km)に延びたことが発表された。2018年10月、マッハ0.9での航続距離は再度延ばされて5,500海里(10,186km)になった。 G600の型式証明取得と就航はG500と同様に2018年に行われる予定だった。2018年10月までに飛行試験は延べ685回、2,600時間に達し、飛行性や離着陸性能などの試験を終えた。この時点では、年末までの型式証明取得と、2019年の就航が予定されていた。しかし、12月22日から2019年1月25日まで続いた連邦政府閉鎖のためにFAAの検査プロセスは停滞し、G600の型式証明取得は2019年第2四半期にずれ込むことになった。 2019年6月28日、FAAからG600の型式証明と製造証明を取得した。そして8月8日、アメリカの顧客に初号機が引き渡された。 2020年10月、G600の航続距離は100海里延長され、マッハ0.85での飛行時は6,600海里(12,223km)に、マッハ0.9での飛行時は5,600海里(10,371km)になった。
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