フラッシュフォワード (物語)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > フラッシュフォワード (物語)の意味・解説 

フラッシュフォワード (物語)

(Flashforward から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 13:28 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

フラッシュフォワードflashforwardflash-forward)は、文学、映画などで用いられる物語技法で、未来のことについて語る[1]prolepsis先説法予期的叙述法[2])とも呼ばれる。将来起こることが予想される出来事を表すために使用される場合が多い。過去について語るフラッシュバック(後説法、回想シーン)の反対で、ポストモダン文学で使われることが多い。類似のものに伏線アーネスト・ヘミングウェイがつかった省略法(Ellipsis)がある。

文学

フラッシュフォワードを用いた有名な作品にミュリエル・スパークの『ミス・ブロウディの青春』がある。

ポストモダン以前では、チャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』で、主人公スクルージの死後の未来が語られる。スクルージはそれを知って行動を改め、未来を変えることができた。

映画

フラッシュフォワードを用いた有名な作品に『ひとりぼっちの青春』がある。

メッセージ』ではフラッシュバックのように見せかけて未来のことを語っている。

関連項目

出典

  1. ^ http://www.thefreedictionary.com/flash-forward
  2. ^ prolepsisとは”. webkio英和辞典・和英辞典. ウェブリオ. 2020年4月17日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  フラッシュフォワード (物語)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「フラッシュフォワード (物語)」の関連用語

フラッシュフォワード (物語)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



フラッシュフォワード (物語)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのフラッシュフォワード (物語) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS