FJXについてとは? わかりやすく解説

FJXについて

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/31 15:43 UTC 版)

THE ファイター」の記事における「FJXについて」の解説

本作品に登場するFJXは,まだ開発途上のため3機のみの登場である。航空実験隊に所属しており、まだ航空自衛隊運用しているわけではない正式な武装はなく,主人公レイ教官実践訓練用行った際に使用した演習赤外線レーザー砲(命中判定を受けると機体取り付けた発炎筒作動し撃墜を示す)のみを搭載している。主人公乗る機体2号機)は機首先端シャークマウス描いている。 FJXの高機動の源は,機体各所装備され多方ノズルである。着陸時には機体の上部と下部設けられたリバースノズルを使用して制動をかけることで、約400メートル着陸できるという高いSTOL性を示す。逆に離陸時には同様にエンジンとともにリバースノズルを前面全開使用し制動をかけ、そしてその制動一気停止することでその場空中飛び上がりその上で下部ノズルを下に向けて開放して直方向に機種を向けるいわゆるカタパルト発進」が可能である。機体重量10トン弱であり、その機体20トン近く推力発揮する新型エンジンこの期待の超高機動を可能にしている。軽量化された機体多方ノズル、そしてその動き制御する教育コンピュータ採用にて、一般的なパイロットでもこの機体難なく制御できるという能力を持つ。 作品中における主な戦闘時機動は、機体後方ライバル機付かれた際に行う2つ確認できる一つ目機体下部ノズルから下向きの急噴射行い機体機首を軸に回転させ(機体後方持ち上がる形)て一気上昇し相手機を前面にとらえる機動F15Jとの次期戦闘機決定戦時に使用)である。二つ目は、機体上面下面ノズル前方指向して一気逆噴射して急制動をかけ、後方ライバル機前面出してしまう機動である。教官との最終試験時に使用された。 ただし、実際にこのような機動を行うと搭乗者対するGは苛烈極め機体耐久性自体持たない実際に作中においてもコンピュータから「機体破損可能性大」ということで、使用諫められていた。 戦闘機として運動性最優先し、そのため安定性犠牲にするという、本作品に登場するFJX戦闘機設計コンセプトは、CCV技術として実際に存在するものであり、本作品の連載時においても、既にF-16やミラージュ2000において実用化済みである(F-15戦闘機では未採用)。また航空自衛隊も、T-2CCVで実験行い、これを元に後にF-2を開発している。なおCCV技術採用した戦闘機では、低下した安定性を補うためにコンピューター制御による補正行っているが、本作品に登場するFS-X場合は、トップレベルパイロット操縦技術コンピュータインプットするという、ガンダム教育型コンピューターのようなシステム採用している。

※この「FJXについて」の解説は、「THE ファイター」の解説の一部です。
「FJXについて」を含む「THE ファイター」の記事については、「THE ファイター」の概要を参照ください。

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