ELPJ レーザーターンテーブル: 技術仕様
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ELPJ レーザーターンテーブルは3方式に対応している(雑音低減と真空清浄化器具は別)。LT-1LRC - US$12,000 - 33, 45 - 7", 10", 12" LT-1XRC - US$15,300 - 33, 45, 78 - 7", 10", 12" LT-2XRC - US$16,400 - 33, 45, 78 - 7", 8", 9", 10", 11", 12" レーザーピックアップは5本のビームを使用する。それぞれのチャンネルの溝の端をなぞる為に2本。それぞれのチャンネルから音声を拾う為に2本(ちょうど追跡ビームの下)5本目は盤面の厚みやうねりによる対策としてレコードの表面をなぞりピックアップの高さを一定に保つ。 溝の上のレーザーの焦点は従来のレコードの針が接触する部分よりも上の部分で通常の擦り傷の深さよりも下なのでたとえ磨り減った盤面でもあたかも新しく再生産されたような状態が得られる。 ピックアップの出力はアナログで決してデジタル化されない。 レーザーピックアップを使用することによって物理的磨耗に起因するレコードの劣化、水平方向のトラッキング角エラー、ターンテーブルのうなり、調整の誤差を平準化、溝内部の劣化、チャンネルバランスエラー、ステレオクロストーク、対滑補償、音響フィードバック、スキッピング、溝詰り問題、トラッキング外れ、破損や偏心レコードやカートリッジハムピックアップ等の多くの問題が解消される。 レーザーターンテーブルは掃除されていないレコードに対して繊細で盤面に埃などがあると読み取ってしまう。 LPがトレイに乗せられて挿入された時ターンテーブルはLPの表面を読みトラックの数を表示する。使用者はどのトラックを順番に再生するか繰りかえすかあたかもCDプレイヤーのように扱える。 レーザーダイオードの一般的な寿命は約1万時間。ダイヤモンド針は500時間、サファイヤ針は50時間である。 ELPJのレーザーターンテーブルには回転速度を毎分30から90回転 (+/- 0.1 rpm) の任意の速度で再生できる機種もありサイズは7 - 12インチ (180 - 300ミリメートル)のどれでもかまわない。 レコードは黒でなければならず半透明や透明の盤は再生不可である。 ELP は2007年度時点で1300台売った
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