ClientScriptItemCollectionとは何？わかりやすく解説 Weblio辞書

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ClientScriptItemCollection クラス

メモ : このクラスは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

デザイン時に Web フォームまたはユーザーコントロール内に格納されるクライアントスクリプトブロックの読み取り専用コレクションを表します。このクラスは継承できません。

名前空間: System.Web.UI.Design
アセンブリ: System.Design (system.design.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public NotInheritable Class
 ClientScriptItemCollection
    Inherits ReadOnlyCollectionBase

Visual Basic (使用法)

Dim instance As ClientScriptItemCollection

public sealed class ClientScriptItemCollection
 : ReadOnlyCollectionBase

C++

public ref class ClientScriptItemCollection
 sealed : public ReadOnlyCollectionBase

public final class ClientScriptItemCollection
 extends ReadOnlyCollectionBase

JScript

public final class ClientScriptItemCollection
 extends ReadOnlyCollectionBase

解説

ClientScriptItemCollection クラスの各 ClientScriptItem オブジェクトは、デザイン時にドキュメントに格納される script ブロック (Web フォーム、Web サーバーコントロール、コンテンツページ、またはマスタページ)を表します。

WebFormsRootDesigner クラスを使用して、デザインサーフェイス上の Web フォームドキュメントに含まれるクライアントスクリプト要素を設定または確認します。Web ドキュメントに含まれているクライアントスクリプト要素のコレクションを取得するには、GetClientScriptsInDocument メソッドを使用します。クライアントスクリプト要素を Web ドキュメントに追加するには、AddClientScriptToDocument メソッドを使用します。

実行時にクライアントスクリプト要素を追加するには、ClientScriptManager クラスを使用します。

メモ
ClientScriptItemCollection クラスは、クライアント上で実行されるスクリプト要素をデザイン時に表します。ClientScriptItemCollection オブジェクトに対して生成される script 要素はサーバー上で実行されないため、要素は runat="server" 属性を含みません。

継承階層

System.Object
System.Collections.ReadOnlyCollectionBase
System.Web.UI.Design.ClientScriptItemCollection

スレッドセーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッドセーフです。インスタンスメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
ClientScriptItemCollection メンバ
System.Web.UI.Design 名前空間
ReadOnlyCollectionBase
ClientScriptItem クラス
WebFormsRootDesigner
ClientScriptManager

ClientScriptItemCollection コンストラクタ

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

ClientScriptItemCollection クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.Web.UI.Design
アセンブリ: System.Design (system.design.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    clientScriptItems As ClientScriptItem() _
)

Visual Basic (使用法)

Dim clientScriptItems As ClientScriptItem()

Dim instance As New ClientScriptItemCollection(clientScriptItems)

public ClientScriptItemCollection (
    ClientScriptItem[] clientScriptItems
)

C++

public:
ClientScriptItemCollection (
    array<ClientScriptItem^>^ clientScriptItems
)

public ClientScriptItemCollection (
    ClientScriptItem[] clientScriptItems
)

JScript

public function ClientScriptItemCollection
 (
    clientScriptItems : ClientScriptItem[]
)

パラメータ

clientScriptItems: コレクションを初期化するために使用する ClientScriptItem 要素の配列。

解説

clientScriptItems が null 参照 (Visual Basic では Nothing) (Visual Basic の場合は Nothing) であるか、要素を含んでいない場合、コンストラクタは空の ClientScriptItemCollection オブジェクトを初期化します。それ以外の場合、clientScriptItems 配列の項目が ClientScriptItemCollection の項目を設定するために使用されます。

通常、ClientScriptItemCollection コンストラクタは、WebFormsRootDesigner クラスから派生したクラス内で使用します。ビジュアルなデザイナは、GetClientScriptsInDocument メソッドを実装して、デザイン時に Web ドキュメントのクライアントスクリプト要素の ClientScriptItemCollection オブジェクトを返します。

.NET Framework のセキュリティ

直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「」を参照してください。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
ClientScriptItemCollection クラス
ClientScriptItemCollection メンバ
System.Web.UI.Design 名前空間
GetClientScriptsInDocument
ClientScriptItem クラス

ClientScriptItemCollection プロパティ

パブリックプロパティパブリックプロパティ

( プロテクトプロパティも参照)

	名前	説明
	Count	ReadOnlyCollectionBase インスタンスに格納されている要素の数を取得します。 ( ReadOnlyCollectionBase から継承されます。)

プロテクトプロパティ

	名前	説明
	InnerList	ReadOnlyCollectionBase インスタンスに格納されている要素のリストを取得します。 ( ReadOnlyCollectionBase から継承されます。)

参照

ClientScriptItemCollection メソッド

パブリックメソッドパブリックメソッド

( プロテクトメソッドも参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	GetEnumerator	ReadOnlyCollectionBase インスタンスを反復処理する列挙子を返します。 ( ReadOnlyCollectionBase から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュアルゴリズムや、ハッシュテーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。)

プロテクトメソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージコレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。)

参照

ClientScriptItemCollection メンバ

ClientScriptItemCollection データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリックコンストラクタ

	名前	説明
	ClientScriptItemCollection	ClientScriptItemCollection クラスの新しいインスタンスを初期化します。

パブリックプロパティ

( プロテクトプロパティも参照)

	名前	説明
	Count	ReadOnlyCollectionBase インスタンスに格納されている要素の数を取得します。(ReadOnlyCollectionBase から継承されます。)

プロテクトプロパティ

	名前	説明
	InnerList	ReadOnlyCollectionBase インスタンスに格納されている要素のリストを取得します。(ReadOnlyCollectionBase から継承されます。)

パブリックメソッド

( プロテクトメソッドも参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	GetEnumerator	ReadOnlyCollectionBase インスタンスを反復処理する列挙子を返します。 (ReadOnlyCollectionBase から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュアルゴリズムや、ハッシュテーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。)

プロテクトメソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージコレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)