AutoGeneratedFieldPropertiesとは何？わかりやすく解説 Weblio辞書

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AutoGeneratedFieldProperties クラス

メモ : このクラスは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

AutoGeneratedField オブジェクトのプロパティを表します。このクラスは継承できません。

名前空間: System.Web.UI.WebControls
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public NotInheritable Class
 AutoGeneratedFieldProperties
    Implements IStateManager

Visual Basic (使用法)

Dim instance As AutoGeneratedFieldProperties

public sealed class AutoGeneratedFieldProperties
 : IStateManager

C++

public ref class AutoGeneratedFieldProperties
 sealed : IStateManager

public final class AutoGeneratedFieldProperties
 implements IStateManager

JScript

public final class AutoGeneratedFieldProperties
 implements IStateManager

解説

AutoGeneratedFieldProperties クラスは、データバインドコントロールによって使用され、自動生成フィールドの作成時に AutoGeneratedField オブジェクトのプロパティを指定します。たとえば、DetailsView コントロールが自動生成行を作成する場合、その行のプロパティを基に AutoGeneratedFieldProperties オブジェクトを作成し、CreateAutoGeneratedRow メソッドに渡します。同様に、GridView コントロールは、自動生成列を作成する際、AutoGeneratedFieldProperties オブジェクトを CreateAutoGeneratedColumn メソッドに渡します。

メモ
このクラスは、通常、GridView コントロールまたは DetailsView コントロールを拡張する場合にのみ使用されます。

DataField プロパティを設定すると、AutoGeneratedField オブジェクトにバインドするフィールド名を指定できます。フィールド値のデータ型を指定するには、Type プロパティを設定します。IsReadOnly プロパティを true に設定すると、ユーザーがフィールド値を変更しないようにできます。Name プロパティを設定すると、AutoGeneratedField オブジェクトに名前を付けることもできます。

使用例

AutoGeneratedFieldProperties クラスを使用して、DetailsView コントロールから派生したカスタムコントロールの AutoGeneratedField オブジェクトを作成する方法を次のコード例に示します。

Visual Basic

Imports System.ComponentModel
Imports System.Web.UI
Imports System.Web.UI.WebControls
Imports System.Security.Permissions
Imports System.Web

Namespace Samples.AspNet.VB.Controls

    <AspNetHostingPermission(SecurityAction.Demand, Level:=AspNetHostingPermissionLevel.Minimal),
 AspNetHostingPermission(SecurityAction.InheritanceDemand, Level:=AspNetHostingPermissionLevel.Minimal)>
 Public Class SimpleCustomControl
        Inherits System.Web.UI.WebControls.DetailsView

        Protected Overrides Function
 CreateAutoGeneratedRow(ByVal fieldProperties As
 AutoGeneratedFieldProperties) As AutoGeneratedField

            ' Create an AutoGeneratedField object.
            Dim field As New
 AutoGeneratedField(fieldProperties.DataField)

            ' Set the properties of the AutoGeneratedField using
            ' the values from the AutoGeneratedFieldProperties 
            ' object contained in the fieldProperties parameter.
            CType(field, IStateManager).TrackViewState()
            field.HeaderText = fieldProperties.Name
            field.SortExpression = fieldProperties.Name
            field.ReadOnly = fieldProperties.IsReadOnly
            field.DataType = fieldProperties.Type

            Return field

        End Function

    End Class

End Namespace

using System;
using System.Collections.Generic;
using System.ComponentModel;
using System.Text;
using System.Web.UI;
using System.Web.UI.WebControls;
using System.Security.Permissions;
using System.Web;

namespace Samples.AspNet.CS.Controls
{
      
    [AspNetHostingPermission(SecurityAction.Demand, Level=AspNetHostingPermissionLevel.Minimal)]
    [AspNetHostingPermission(SecurityAction.InheritanceDemand, Level=AspNetHostingPermissionLevel.Minimal)]
    public class SimpleCustomControl : DetailsView
    {

        protected override AutoGeneratedField CreateAutoGeneratedRow(AutoGeneratedFieldProperties
 fieldProperties) 
        {

            // Create an AutoGeneratedField object.
            AutoGeneratedField field = new AutoGeneratedField(fieldProperties.DataField);

            // Set the properties of the AutoGeneratedField using
            // the values from the AutoGeneratedFieldProperties 
            // object contained in the fieldProperties parameter.
            ((IStateManager)field).TrackViewState();
            field.HeaderText = fieldProperties.Name;
            field.SortExpression = fieldProperties.Name;
            field.ReadOnly = fieldProperties.IsReadOnly;
            field.DataType = fieldProperties.Type;

            return field;
        }
        
    }
}

.NET Framework のセキュリティ

AspNetHostingPermission (ホスト環境での動作に必要なアクセス許可)。要求値 : LinkDemand。アクセス許可値 : Minimal。
AspNetHostingPermission (ホスト環境での動作に必要なアクセス許可)。要求値 : InheritanceDemand。アクセス許可値 : Minimal。

継承階層

System.Object
System.Web.UI.WebControls.AutoGeneratedFieldProperties

スレッドセーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッドセーフです。インスタンスメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
AutoGeneratedFieldProperties メンバ
System.Web.UI.WebControls 名前空間
AutoGeneratedFieldProperties クラス
CreateAutoGeneratedRow
CreateAutoGeneratedColumn
DataField
IsReadOnly
Name
Type

AutoGeneratedFieldProperties コンストラクタ

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

AutoGeneratedFieldProperties クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.Web.UI.WebControls
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New

Visual Basic (使用法)

Dim instance As New AutoGeneratedFieldProperties

public AutoGeneratedFieldProperties ()

C++

public:
AutoGeneratedFieldProperties ()

public AutoGeneratedFieldProperties ()

JScript

public function AutoGeneratedFieldProperties
 ()

解説

このコンストラクタを使用して、AutoGeneratedFieldProperties クラスの新しいインスタンスを作成します。

メモ
このコンストラクタは、主にコントロールの開発者がデータバインドコントロールを拡張する場合に使用します。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
AutoGeneratedFieldProperties クラス
AutoGeneratedFieldProperties メンバ
System.Web.UI.WebControls 名前空間
AutoGeneratedField クラス

AutoGeneratedFieldProperties プロパティ

パブリックプロパティパブリックプロパティ

	名前	説明
	DataField	AutoGeneratedField オブジェクトにバインドされたフィールドの名前を取得または設定します。
	IsReadOnly	AutoGeneratedField オブジェクトに表示される値を編集モードで変更できるかどうかを示す値を取得または設定します。
	Name	AutoGeneratedField オブジェクトの名前を取得または設定します。
	Type	AutoGeneratedFieldProperties オブジェクトに表示される値のデータ型を取得または設定します。

明示的インターフェイスの実装

	名前	説明
	System.Web.UI.IStateManager.IsTrackingViewState	AutoGeneratedFieldProperties オブジェクトがビューステートの変更を追跡しているかどうかを示す値を取得します。

参照

AutoGeneratedFieldProperties メソッド

パブリックメソッドパブリックメソッド

( プロテクトメソッドも参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュアルゴリズムや、ハッシュテーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。)

プロテクトメソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージコレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。)

明示的インターフェイスの実装

	名前	説明
	System.Web.UI.IStateManager.LoadViewState	以前に保存した AutoGeneratedFieldProperties オブジェクトのビューステートを読み込みます。
	System.Web.UI.IStateManager.SaveViewState	AutoGeneratedFieldProperties オブジェクトの現在のビューステートを保存します。
	System.Web.UI.IStateManager.TrackViewState	AutoGeneratedFieldProperties オブジェクトに対するビューステートの変更の追跡と保存を始める開始点にマークを付けます。

参照

AutoGeneratedFieldProperties メンバ

AutoGeneratedField オブジェクトのプロパティを表します。このクラスは継承できません。

AutoGeneratedFieldProperties データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリックコンストラクタ

	名前	説明
	AutoGeneratedFieldProperties	AutoGeneratedFieldProperties クラスの新しいインスタンスを初期化します。

パブリックプロパティ

	名前	説明
	DataField	AutoGeneratedField オブジェクトにバインドされたフィールドの名前を取得または設定します。
	IsReadOnly	AutoGeneratedField オブジェクトに表示される値を編集モードで変更できるかどうかを示す値を取得または設定します。
	Name	AutoGeneratedField オブジェクトの名前を取得または設定します。
	Type	AutoGeneratedFieldProperties オブジェクトに表示される値のデータ型を取得または設定します。

パブリックメソッド

( プロテクトメソッドも参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュアルゴリズムや、ハッシュテーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。)

プロテクトメソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージコレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)

明示的インターフェイスの実装

	名前	説明
	System.Web.UI.IStateManager.LoadViewState	以前に保存した AutoGeneratedFieldProperties オブジェクトのビューステートを読み込みます。
	System.Web.UI.IStateManager.SaveViewState	AutoGeneratedFieldProperties オブジェクトの現在のビューステートを保存します。
	System.Web.UI.IStateManager.TrackViewState	AutoGeneratedFieldProperties オブジェクトに対するビューステートの変更の追跡と保存を始める開始点にマークを付けます。
	System.Web.UI.IStateManager.IsTrackingViewState	AutoGeneratedFieldProperties オブジェクトがビューステートの変更を追跡しているかどうかを示す値を取得します。

参照

AutoGeneratedFieldPropertiesとは？わかりやすく解説

AutoGeneratedFieldProperties クラス

AutoGeneratedFieldProperties コンストラクタ

AutoGeneratedFieldProperties プロパティ

関連項目

AutoGeneratedFieldProperties メソッド

関連項目

AutoGeneratedFieldProperties メンバ

関連項目

「AutoGeneratedFieldProperties」の関連用語


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AutoGeneratedFieldPropertiesとは？ わかりやすく解説

AutoGeneratedFieldProperties クラス

AutoGeneratedFieldProperties コンストラクタ

AutoGeneratedFieldProperties プロパティ

関連項目

AutoGeneratedFieldProperties メソッド

関連項目

AutoGeneratedFieldProperties メンバ

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