アルファルファ(ALFALFA)
アメリカではアルファルファ、ヨーロッパではルーサン<Lucerne>と呼ばれます。 古くからペルシャ地方で飼料とされました。日本には江戸時代末期に伝来しましたが、牧草としての栽培は明治以降で、主に北海道で定着しました。マメ科の多年草で、葉は3枚の小葉からなり、草丈は1m程になります。芽生えたばかりのものを、私たちは「アルファルファもやし」と呼び、サラダやおひたしにして食べますが、牛たちが食べる牧草とされるのは茎葉部です。 |
「紫花種」は、和名ムラサキウマゴヤシ。紫色の花をつけ、温暖地向き。ナツワカバはこの品種で 非休眠型と呼ばれ、刈り取り後の再生も早いので、多回刈り利用に適します。「黄花種」は、黄色の花をつけ、寒さに強く北海道向き。キタワカバがこの品種。 いづれも、直根が数mの深さまで伸び、乾燥に強く、日当たりと水はけの良い土地を 好みます。 |
紀元前、ペルシャに攻め込んだアレキサンダー大王の軍隊が、軍馬用のエサとして持ち歩いた、 というほど古くから使われてきた 乾草です。北米、カナダからの輸入品も多く、人気が高い。 もっとも栄養価値の高い乾草。 |
牧草アルファルファを人工的に火力乾燥して粉末、固形にしたもの。 飼料に加えると食欲が増し、乳量増加に効果があります。アメリカから小型ペレット化して輸入され、濃厚飼料に混ぜて使用されています。良質のものは、タンパク質20〜23%を含み、ミネラル、ビタミンの供給源として活用されています。 <ミルククラブ情報誌'93 SUMMER vol.8より> |
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