98MULTiとは? わかりやすく解説

98MULTI

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 14:49 UTC 版)

PC-9821シリーズ」の記事における「98MULTI」の解説

PC-9821(98MULTI / 1992年11月Intel 386SX 20 MHz : 初めて"PC-9821"の名を冠したモデル業務用法人用を想定したPC-98GSと似た機能を持つが、機能価格削減されており、筐体小さくホビー指向したもの相当する筐体小さめだ奥行きがあって正方形近く、"ピザボックス型"を分厚くたような省スペースパソコンである。これにデザイン合わせた付属CRT乗せることで、一体型PCのような姿になる。PEGCによる640×480ドット256色表示、PC-9801-86相当音源(YM2608B)、PC-9801-55相当のSCSIホストアダプタSCSI CD-ROMドライブ標準装備し、ノートHDDパック利用できた。FPU増設可能。MS-Windows 3.0 MMEマルチメディア拡張版)で使用することを想定した意欲的な機種であったが、等速CD-ROM始めCPU速度本体拡張性乏しさなどにおいて、本格的にマルチメディア利用をするには基本性能が不十分であり、約半年後にモデルチェンジされた。 PC-9821Ce(98MULTi / 1993年5月) 80486SX 25 MHz : 初代機デザイン引き継いだ拡張スロットCバスのみのCシリーズ初代機CRT付属CPUメモリHDD容量変わった以外のハードウェア構成筐体形状初代機同一だが、ODP装着可能になり、HDDモデルにはMS-Windows 3.1搭載されようになった。このモデル以降MULTiの i には小文字使われている。PC-9821Afの直前発売されており、この機種までは61SIMM採用で14.6MBの壁超えにも対応していない。形式号のCはPC-9801時代CVCS受け継いだもので、9801から9821へシリーズ号が継承されたのはCシリーズのみ。 PC-9821Ce2/Cs2(98MULTi / 1994年1月) 80486SX 25(Ce2)/33(Cs2)MHzCシリーズ二代目にして98MULTiの三代目Cs2VRAM 1MBのCirrus Logic製GD5428が搭載されており、付属ディスプレイもこの機種のみマルチスキャンディスプレイである。一方のCe2では後にディスプレイテレビ機能付けたモデル登場した。また両機種とも内蔵SCSIホストアダプタ廃止されCD-ROMドライブ倍速IDE接続になり、フォトCDマルチセッション対応したHDD3.5インチIDEになり、Cバスは3基に増えたが、FPUODPソケット付いていない。

※この「98MULTI」の解説は、「PC-9821シリーズ」の解説の一部です。
「98MULTI」を含む「PC-9821シリーズ」の記事については、「PC-9821シリーズ」の概要を参照ください。

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