9代目ハイゼット(1999年-2007年・S200P系、2007年-2014年・S201P系)
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「ダイハツ・ハイゼットジャンボ」の記事における「9代目ハイゼット(1999年-2007年・S200P系、2007年-2014年・S201P系)」の解説
9代目・2007年12月改良型(いずれもS211P) 1999年1月に登場した。キャビンの延長量は歴代ハイゼットでは控えめであり、8代目では採用されなかったサイドウィンドウが縦長で防犯を兼ねてスモーク化されたクォーターウインドゥとして復活。また、荷台前面パネルにスペースが設けられたことで、8代目までは不可だった180cmの長尺物の積載が可能となった。その代わりにシートを調節して足を伸ばすというジャンボの魅力が半減してしまった。 ベース車両は「スペシャル」であるため、5MTモデルでは出力の低いEF-SE型3気筒SOHC6バルブエンジンしか選択できなかった。 2000年2月にトラックの一部改良に伴いフロントバンパーがカラード化、および油圧式パワーステアリング、バッテリカバー、間欠式2スピードワイパーが標準装備化された。 2001年1月にトラックの一部改良に伴いAT車に樹脂製エンジンアンダーカバーが標準装備化され、4WD車全車にメーカーオプションで13インチラジアルタイヤ(145R13 LT 6PR)/ホイールが選択可能となった。またガードフレームのロープフック形状の見直しとリアゲート部にもロープフックを追加したことで荷役性を向上し、ホイールハウス上部の形状を改良し乗降性も向上された。 2002年1月にトラックの一部改良に伴いマニュアルエアコンが標準装備化された。 2003年6月にトラックの一部改良に伴い液晶式オドメーター&トリップメーター付電子式アナログメーターが標準装備。 2004年12月にトラックのマイナーチェンジに伴い外観と内装インパネのマイナーチェンジを実施した。ファブリックシート、パワーウィンドウ、キーレスエントリーの標準装備化が行なわれている。 2006年12月にトラックの一部改良(仕様変更扱い)に伴い2007年1月から施行される側面、および下面の視認性に関する法規に対応するため、助手席側サイドアンダーミラー付ドアミラーを標準装備化。これに伴い、デュアルSRSエアバッグをメーカーオプション設定し安全性を向上。 2007年12月にトラックのマイナーチェンジに伴い新開発のKF-VE型3気筒DOHC12バルブエンジンに差し替えとなり、特に5MT車の最高出力と最大トルクが大幅に向上した。 2011年12月1日に一部改良。新たに運転席エアバッグを標準装備とする。また、専用車体色「パールホワイトIII」、トラック標準仕様の「エクストラ」と同じメッキグリルや荷台作業灯を装備した特別仕様車「ジャンボ"Limited"」を発売。これに伴いトラックの一部改良同様、車体色の「オフホワイト」が「ホワイト」に再び変更され、バッテリーカバーの「HIJET」ロゴのレリーフの廃止、および4WD車の後部正面アオリの「4WD」ロゴのデカールの貼付が廃止された。 2012年4月2日、富士重工業にスバル・サンバーの「グランドキャブ」としてOEM供給を開始。 2012年12月17日に一部改良(仕様変更扱い)。2013年1月から施行される灯火器及び反射器等に関する法規に対応するため後方反射板を追加装備し、夜間の積み降し作業時や乗降時の安全性を向上。併せて、JC08モード燃費に対応した。
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