9代目吉右衛門の兄弟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 09:01 UTC 版)
「浜口吉右衛門」の記事における「9代目吉右衛門の兄弟」の解説
兄(熊岳の長男) - 早世 長弟(同三男)・浜口吉兵衛(1868-1940) - 前名・茂之助。銚子醤油(のちのヒゲタ醤油)初代社長などを務め、衆議院議員として銚子港開発に尽力した。その長女の婿として10代目吉右衛門の子・麟藏(1892年生、早大商科卒、久常の弟)が養子となって2代目浜口吉兵衛を継いだ。初代吉兵衛が興した銚子醤油は11代目吉右衛門が1951年に社長となり、ヒゲタ醤油として吉右衛門家の家業となった。 次弟(同四男)・深井栄之助 - 銚子醤油の前身のひとつ「カギダイ」印醤油の当主・深井吉兵衛の婿養子となる。長男が深井吉兵衛を襲名し、銚子醬油専務、千葉県多額納税者となる。 三弟(同五男)・遠山市郎兵衛 (1875年生) - 前名・解助。遠山家の養子となる。東京帝国大学法科大学政治科を卒業し酒醬油商「徳島屋」を営む。 四弟(同六男)・浜口録之助 (1879年生) - 開成中学校卒業後、ニューヨーク大学、コロンビア大学、ケンブリッジ大学で学び、三井物産上海支店、豊国銀行を経て、東京菓子製造会社を設立し社長に就任、福神食品、銚子醤油、日本麦酒鉱泉、多摩川園、大分セメントなどの役員も務めた。 末弟(同七男)・木村平右衛門 - 前名・富七。九州水力電気社長など多くの企業で重役を務め、衆議院議員に1期在任した。
※この「9代目吉右衛門の兄弟」の解説は、「浜口吉右衛門」の解説の一部です。
「9代目吉右衛門の兄弟」を含む「浜口吉右衛門」の記事については、「浜口吉右衛門」の概要を参照ください。
- 9代目吉右衛門の兄弟のページへのリンク