7つの世界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 09:44 UTC 版)
「アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実」の記事における「7つの世界」の解説
黄昏 テーマは“権力の破壊”、権力で圧制された世界。 セレネイア帝国による統治が数百年続いていたが、第12代皇帝サイファの時代、大規模な流行り病をきっかけに翳りはじめる。貴族たちの政治腐敗と帝国による『人間狩り』が始まり、民の不満が高まっている。 漆黒 テーマは“信仰の破壊“、闇に閉ざされた世界。 ロ=ククスと呼ばれる巨大な虫が天を覆い、日の光が差さない世界。ロ=ククスのいる天からの『光撃』と呼ばれる現象により人や土地に深刻な被害が出始めた。これによりロ=ククスを巡って三つの宗教的主張が起こり人心が揺れはじめる。 凍土 テーマは“過去の破壊”、全てが凍てつく世界。 ポーネ・メテルと呼ばれる山と、そのふもとにあるクランと呼ばれる集落のみが安息地となっている世界。クランに属せず氷原で過酷な生活を強いられていた人々が、新興国ボルボス帝国の王サイファの元に集い、クランへの侵攻を始める。 灼熱 テーマは“理想の破壊”、熱砂の吹き荒れる世界。 天と地に二つの太陽を持つ灼熱の世界。水辺や山陰にポリスと呼ばれる集落を形成し生活している。貴重な水を巡ってポリス間は常に緊張状態にあったが、武力的な均衡が辛うじて保たれ小競り合いにとどまっていた。サイファ率いるポリス・ファナムが他ポリスへの侵攻を始めたことにより均衡が崩れる。 東方 テーマは“栄冠の破壊”、黄金郷から凋落した世界。 数多の世界の伝承に登場し、理想郷、桃源郷とも呼ばれていたが、『大いなる厄災』により無数の『次元の狭間』が開いてしまう。『次元の狭間』を経由した他世界からの侵入・略奪により荒廃し、ジダ皇国と呼ばれる国のみが辛うじて存続している。 降灰 テーマは“利己の破壊”、汚れた煙に覆われた世界。 汚染された煙が広がり地表で生活することができなくなり、人は汚染層から逃れるためジグラートと呼ばれる高い塔で暮らしている。ジグラートはジグラート・イオという一塔を残すのみとなり、汚染層の上昇、塔の老朽化、汚染層に残る人々の犯罪増加が起こっている。 輪廻 テーマは“不可能の破壊”、滅亡を繰り返す世界。 未来予測型防衛システムと呼ばれるものによって危険を予測、対処・防衛を行い平和を維持している。避けようのない巨大な隕石の衝突が予測され、精霊局の局長ゾーイが独断で古の秘術を発動させる。
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