7つの動機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/14 16:05 UTC 版)
「交響三章 (三善晃)」の記事における「7つの動機」の解説
動機1:第1楽章冒頭に現れる。チェロ、ヴィオラにより提示される「H-C-F」という音列と、チェロ、コントラバス、ピアノにより提示される「C-Es-Ges」という縦軸の和音からなる。 動機2:第1楽章、練習番号3に現れる。フルートにより提示される「Des-B-A-As-C-D-Cis-Es-C-H」という音列からなる旋律である。 動機3:第1楽章、練習番号8に現れる。ヴァイオリン、ヴィオラにより提示される「A-C-Gis-A-B」というリズミカルな音形である。 動機4:第2楽章冒頭に現れる。第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンにより提示される「H-C-F-Fis-E-G-Gis-Dis-A-D-Fis」という旋律である。 動機5:第2楽章、練習番号1に現れる。2本のフルートにより提示される、「F-E、F-E」という同一音形のリズミカルな反復で始まる2声の旋律である。 動機6:第2楽章、練習番号8に現れる。チェロとヴィオラにより提示される「D-Es-A-B-Fis-G-Des-C-H-F-Ges-Des-C」という音列からなる旋律である。 動機7:第3楽章冒頭に現れる。フルート、ホルン、トランペットにより受け渡される「音色旋律」と、ファゴットによる対旋律との組合せからなる旋律(変奏曲の主題)である。
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