2145:ハルマゲドン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/12 09:12 UTC 版)
「Doom 3: Maelstrom」の記事における「2145:ハルマゲドン」の解説
本は最初のデーモンのアウトブレイク直後の火星へと戻る。ハイデン将軍と彼の同胞は事態が制御下にあることをケリハーに保証しようとし、同時にそれを現実にしようとした。一方、マリア・モラエテスはアルファラボ近くでジョン・ケインはマーズシティのレセプションでそれぞれ部隊を率いていた。 デルタラボのアウトブレイク地点の近くに部隊を配備しているケリー曹長は、ケインに話し異常な測定値について警告する。ケインは彼がゾンビ化した母親から救った子供を探すためにレセプションから出ていった。その後、2回目のアウトブレイクが起き、マーズシティを更に破壊、ゾンビ化し、より多くのデーモンを解き放った。 ケインはレセプションに戻らず、代わりに戦いつつ彼のもとへ向かおうとしてたアルファラボにいるマリアのもとへと向かうことに決めた。その間、マリアとアンディ・キムもマーズシティを巡って闘っていた。トライト、ピンキー、インプ、ゾンビ(彼女らが名前を付けたクリーチャー)の猛攻と戦いながら、彼女らは進み始めた。しかしその後にインプがアンディを捕まえて彼を危うく殺しかけるも寸前でマリアに阻止された。彼女の友人を救うために必死になるマリアであったが、医薬品は持ちあわせていなかった。そして彼女は近づいて来る存在を感じ取る。 本にはケインが救った子供テオのサブプロットもある。彼は指示された通りに逃げて小部屋に隠れていたが、後に2体のゾンビに感知され、ゾンビが侵入した2つの部屋以外の彼の小部屋にも穴が開いて初めて脱出する。そこから、彼はさまざまな恐怖を避けながら基地を駆け抜け、モノレールへとたどり着き、それに乗ってデルタラボに向かった。 マリアは、近づいて来るのはケインであることに気づいて彼に声をかけ、抱擁のキスをしてケインを驚かせた。ケインはアンディを回復させるために彼の医療用スティムパックの1つを使用するが、戦闘ではあまり使われないものであった。マリアとケインは、侵略の源であるデルタに向かわなければならないと決断した。ケインは、マリアがアンディをレセプションに案内するべきだと主張するも、マリアはケインと一緒に行かなければならないと断固主張した。アンディは一人で行くことに同意し、マリアはついにケインを説得した。弾薬ロッカーで補給を行った後、3人はそれぞれの行先へと向かった。 一方、ケリハーはマーズシティとの無線連絡を失ったため、彼の選択肢を検討していた。彼はバラードに連絡して、デーモンの侵略のために人間を超人化させるような細菌の使用を含む人類が準備するかもしれないものを研究させることに決めた。彼が提供している新たに発見されたリソースと科学者に喜ぶも軍事任務を引き受けるのはうんざりしていたが、チームは研究に同意した。彼はまた、火星での出来事を解明しようという必死の試みでUACの本部の下に彼の研究拠点を置き、火星で起こった事を小規模に模倣しようと試みた。彼はまた、火星のトップの人々も議論しているアルマダ軍用宇宙船を送るべきかどうかについて思案した。 ケリハーの要請でマーズシティに派遣された2人のうちの1人、ジャック・キャンベルは何をすべきかを理解するために最善を尽くしていた。彼は差し迫った問題が他の仲間のエリオット・スワンや、ハイデン将軍が火星の現在の隔離を破壊し、地球を危険に晒すアルマダに連絡するのを阻止することであることを認識していた。彼は強力な武器BFG 9000を使用して、戦いつつマースシティ通信センターへと向かい、スワンに送信しないように説得した。不本意で怯えたスワンが加わったキャンベルは、デルタに向けて出発した。
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