2011年に発生した東日本大震災の影響により中止になった試合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 06:49 UTC 版)
「天候不順以外で中止・打ち切りになった日本プロ野球の試合」の記事における「2011年に発生した東日本大震災の影響により中止になった試合」の解説
年はいずれも2011年である。 月日チーム球場備考3月11日 オープン戦横浜ベイスターズ - 東京ヤクルトスワローズ 横浜スタジアム 試合中に東日本大震災が発生、球場が広域避難所となったため、地震発生の7回表途中時点でコールドゲームとした。以下、東日本大震災によるスポーツへの影響#日本プロ野球も参照。 オープン戦東北楽天ゴールデンイーグルス - 千葉ロッテマリーンズ 兵庫県立明石公園第一野球場 地震の揺れによる影響は少なかったものの、楽天の本拠地の宮城県が被災したため、選手が家族の安否確認を急ぐ必要があることから8回表でコールドゲームとした。 3月12日・13日 オープン戦全試合 (省略) 全試合が中止となった。予定されていた試合は無観客試合での練習試合として行った。 3月15日 横浜ベイスターズ - 東北楽天ゴールデンイーグルス 横浜スタジアム 球場周辺で発生した液状化現象の影響を考慮し中止とした。 千葉ロッテマリーンズ - 福岡ソフトバンクホークス QVCマリンフィールド 3月16日 千葉ロッテマリーンズ - 阪神タイガース QVCマリンフィールド 3月25日- 4月11日 全試合 (省略) レギュラーシーズンの開幕日が両リーグとも当初の3月25日から4月12日に変更。これに合わせて、当初4月11日までに予定された試合が全て9月20日以降に順延された。 4月12日 - 14日 埼玉西武ライオンズ - 北海道日本ハムファイターズ 西武ドーム 福島第一原子力発電所事故の影響で首都圏の電力事情が悪化し、球場使用自粛のため。同日に札幌ドームでホームとロードを入れ替えて開催。 4月15日 - 17日 東北楽天ゴールデンイーグルス - オリックス・バファローズ クリネックススタジアム宮城 球場損傷のため。同日に甲子園球場で開催。 読売ジャイアンツ - 広島東洋カープ 東京ドーム 電力事情により、球場使用自粛のため。同日にMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島にてホームとロードを入れ替えて開催。 4月22日 - 24日 東北楽天ゴールデンイーグルス - 北海道日本ハムファイターズ クリネックススタジアム宮城 球場損傷のため。同日にほっともっとフィールド神戸で開催。 読売ジャイアンツ - 中日ドラゴンズ 東京ドーム 電力事情により、球場使用自粛のため。ナゴヤドームでは事前にAKB48「桜の木になろう」の発売記念イベントが予定されていたため開催できず、代替試合は10月14-16日に開催。 4月26日 - 28日 東京ヤクルトスワローズ - 読売ジャイアンツ 明治神宮球場 電力事情によりナイター開催を自粛、大学野球の日程の都合でデーゲーム開催ができなかったため。同日に静岡県草薙総合運動場硬式野球場で開催。 埼玉西武ライオンズ - 東北楽天ゴールデンイーグルス 西武ドーム 電力事情により球場使用自粛のため。同日に皇子山球場で開催。ただし降雨のため27日は雨天ノーゲーム、28日は日程順延となった。 5月10日 東北楽天ゴールデンイーグルス - 北海道日本ハムファイターズ 郡山総合運動場開成山野球場 球場が災害復旧本部並びに避難所として利用されていたため。同日にクリネックススタジアム宮城(4月29日から利用再開)で開催。 6月29日 読売ジャイアンツ - 東京ヤクルトスワローズ 宇都宮清原球場 球場損傷のため。同日に郡山総合運動場開成山野球場(この時点で利用再開済み)で開催。 7月23日 - 24日 オールスターゲーム第2戦・第3戦パシフィック・リーグ - セントラル・リーグ 7月23日東京ドーム7月24日QVCマリンフィールド 復興支援に伴う球場変更のため。23日の第2戦はQVCマリンフィールド、24日の第3戦はクリネックススタジアム宮城でそれぞれ開催。
※この「2011年に発生した東日本大震災の影響により中止になった試合」の解説は、「天候不順以外で中止・打ち切りになった日本プロ野球の試合」の解説の一部です。
「2011年に発生した東日本大震災の影響により中止になった試合」を含む「天候不順以外で中止・打ち切りになった日本プロ野球の試合」の記事については、「天候不順以外で中止・打ち切りになった日本プロ野球の試合」の概要を参照ください。
- 2011年に発生した東日本大震災の影響により中止になった試合のページへのリンク