ほっともっとフィールド神戸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 08:37 UTC 版)
「神戸総合運動公園野球場」の記事における「ほっともっとフィールド神戸」の解説
スカイマークの契約更新見送りに伴い、神戸市は次期契約先の公募に向けた準備作業に着手。なおこの際は暫定名を設けず正式名称の「神戸総合運動公園野球場」を使用している。2011年(平成23年)1月11日に売却先公募の募集要項を発表した。1月14日から1月24日までを募集期間とし、契約期間4年以上、契約金額年間3000万円以上で、球場名に「神戸」または「KOBE」を入れることを応募の条件とした。その結果、持ち帰り弁当店チェーン「ほっともっと」や定食店チェーン「やよい軒」などを運営する外食産業大手のプレナス、カー用品店チェーン「オートバックス」のFC店などを運営するG-7ホールディングス(のちにサブ球場の命名権を取得)の2社が応募した。 市とオリックス球団による審査と、市民代表などによる最終審査を経た結果、売却先はプレナスに決定し2月7日付で発表された。契約期間は同年2月14日から4年間、契約金額は年額3500万円で、呼称は「ほっともっと」の店舗ブランド名を冠した「ほっともっとフィールド神戸」に決定。施設命名権導入以降では初めて呼称に「神戸」が復活した。G-7の提示額が下限の年額3000万円だったのに対し、プレナスの提示額はこれを上回った。同社コミュニケーション室の広報担当者は「総天然芝の美しい景観を持つ球場を『フィールド』と表現し、神戸市民にとって、ほっとする場所、熱く盛り上がれる場所となれるよう願って命名しました」と呼称のコンセプトを説明し、オリックス球団との共同企画についても「具体的なことはまだ考えていませんが、いろんな可能性を検討していきたいと思います」と意向を示した。2015年には契約を4年間で更新したが、契約金額については未公表である。その後2019年に契約を4年間更新。契約金額については年間約3400万円。 なお公式な略称表記は神戸市・プレナスとも公表していないが、新聞のスコアテーブル等では「ほっと神戸」などの略称が用いられている。
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