2005 Qatar motorcycle Grand Prix

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2005年のカタールグランプリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2015/08/30 02:31 UTC 版)

  2005年のカタールグランプリ

レース詳細
2005年のロードレース世界選手権 全17戦中第14戦
決勝日	2005年10月1日
開催地	ロサイル・サーキット
開催コース	常設サーキット 5.380km
MotoGP
ポールポジション ファステストラップ ロリス・カピロッシ ニッキー・ヘイデン 1:56.917 1:57.903 表彰台 1. バレンティーノ・ロッシ 2. マルコ・メランドリ 3. ニッキー・ヘイデン
250 cc
ポールポジション ファステストラップ ホルヘ・ロレンソ ダニ・ペドロサ 2:02.154 2:03.301 表彰台 1. ケーシー・ストーナー 2. ホルヘ・ロレンソ 3. アンドレア・ドヴィツィオーゾ
125 cc
ポールポジション ファステストラップ ミカ・カリオ マルコ・シモンチェリ 2:09.455 2:10.515 表彰台 1. ガボール・タルマクシ 2. ミカ・カリオ 3. マルコ・シモンチェリ

2005年のカタールグランプリは、ロードレース世界選手権の2005年シーズン第14戦として、9月29日から10月1日までカタール・ドーハのロサイル・インターナショナル・サーキットで開催された。

概要

125ccクラス決勝では、ポイントランキング2位のミカ・カリオがチームメイトのガボール・タルマクシを従えてレースをリードしていた。レース前KTMチームは、トーマス・ルティと僅差でタイトルを争っているカリオをサポートするようチームオーダーを出していた。ところがファイナルラップの最後のストレート、タルマクシはオーダーを無視し、カリオを抜き去って勝利してしまった。チーム首脳とカリオは失望と怒りをもって勝者タルマクシを迎えた。ルティが今回6位に終わったため、カリオは2ポイント差でポイントリーダーの座を奪うことができたものの、本来はあと5ポイント獲得できるはずだった。この失われた5ポイントが、このあとのタイトル争いで大きな意味を持つこととなる。

250ccクラスでは、ランキング2位のケーシー・ストーナーが独走で2連勝、シーズン4勝目を挙げた。2位には出場停止明けのホルヘ・ロレンソが続いた。ポイントリーダーのダニ・ペドロサはファイナルラップにアンドレア・ドヴィツィオーゾとの表彰台争いに敗れて4位に終わり、ストーナーとのギャップは26ポイントにまで縮まった。

MotoGPクラスでは、前戦にタイトル防衛を確定させたバレンティーノ・ロッシがマルコ・メランドリとのバトルを制し、シーズン10勝目を挙げた。ポイントランキング2位を巡る争いは、今回マシントラブルでリタイヤとなったマックス・ビアッジが159ポイントのまま、メランドリが157ポイント、コーリン・エドワーズが152ポイント、ニッキー・ヘイデンが150ポイント、ロリス・カピロッシが148ポイントと、接戦の度合いが強まる結果となった。

MotoGPクラス決勝結果

順位	ライダー	マニュファクチャラー	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	バレンティーノ・ロッシ	ヤマハ	43:33.759	3	25
2	マルコ・メランドリ	ホンダ	+1.670	5	20
3	ニッキー・ヘイデン	ホンダ	+5.536	8	16
4	コーリン・エドワーズ	ヤマハ	+14.737	4	13
5	セテ・ジベルナウ	ホンダ	+20.431	2	11
6	カルロス・チェカ	ドゥカティ	+31.432	6	10
7	中野真矢	カワサキ	+32.983	7	9
8	トニ・エリアス	ヤマハ	+39.888	9	8
9	アレックス・バロス	ホンダ	+41.792	14	7
10	ロリス・カピロッシ	ドゥカティ	+44.252	1	6
11	ケニー・ロバーツJr.	スズキ	+48.745	11	5
12	ロベルト・ロルフォ	ドゥカティ	+1:01.991	15	4
13	シェーン・バーン	ホンダ	+1:04.805	17	3
14	ルーベン・チャウス	ヤマハ	+1:13.824	16	2
15	ジェームス・エリソン	ブラータ	+2:08.345	18	1
16	フランコ・バッタイーニ	ブラータ	+1 Lap	19
17	ジョン・ホプキンス	スズキ	+1 Lap	13
Ret	玉田誠	ホンダ	棄権	10
Ret	マックス・ビアッジ	ホンダ	棄権	12

250ccクラス決勝結果

順位	ライダー	マニュファクチャラー	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	ケーシー・ストーナー	アプリリア	41:22.628	3	25
2	ホルヘ・ロレンソ	ホンダ	+1.566	1	20
3	アンドレア・ドヴィツィオーゾ	ホンダ	+2.603	6	16
4	ダニ・ペドロサ	ホンダ	+2.659	4	13
5	セバスチャン・ポルト	アプリリア	+4.867	5	11
6	青山博一	ホンダ	+29.971	7	10
7	エクトル・バルベラ	ホンダ	+32.708	9	9
8	高橋裕紀	ホンダ	+46.470	10	8
9	シルバン・ギュントーリ	アプリリア	+46.849	11	7
10	関口太郎	アプリリア	+1:01.682	19	6
11	アレックス・デボン	ホンダ	+1:01.696	18	5
12	ミルコ・ジャンサンティ	アプリリア	+1:01.780	16	4
13	マルティン・カルデナス	アプリリア	+1:02.795	22	3
14	スティーブ・イェンクナー	アプリリア	+1:03.952	17	2
15	アンドレア・バレリーニ	アプリリア	+1:04.917	15	1
16	チャズ・デイビス	アプリリア	+1:06.194	21
17	シモーネ・コルシ	アプリリア	+1:21.004	20
18	デューク・ヘイドルフ	ホンダ	+1:36.546	23
19	Mathieu Gines	アプリリア	+1:51.045	28
20	アレックス・バルドリーニ	アプリリア	+2:02.105	25
Ret	エルワン・ナイゴン	アプリリア	棄権	24
Ret	ランディ・ド・プニエ	アプリリア	棄権	8
Ret	ヤコブ・シュムルツ	ホンダ	棄権	14
Ret	アルノー・ヴァンサン	ファンティック	棄権	26
Ret	ラドミル・ロウス	ホンダ	棄権	27
Ret	アレックス・デ・アンジェリス	アプリリア	棄権	2
Ret	ロベルト・ロカテリ	アプリリア	棄権	12

125ccクラス決勝結果

順位	ライダー	マニュファクチャラー	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	ガボール・タルマクシ	KTM	39:23.248	2	25
2	ミカ・カリオ	KTM	+0.017	1	20
3	マルコ・シモンチェリ	アプリリア	+9.571	7	16
4	マイク・ディ・メッリオ	ホンダ	+11.815	10	13
5	エクトル・ファウベル	アプリリア	+12.169	11	11
6	トーマス・ルティ	ホンダ	+12.303	9	10
7	マヌエル・ポジャーリ	ジレラ	+12.565	6	9
8	フリアン・シモン	KTM	+12.571	4	8
9	マティア・パシーニ	アプリリア	+17.571	3	7
10	ファブリツィオ・ライ	ホンダ	+19.757	5	6
11	ホアン・オリベ	アプリリア	+22.037	13	5
12	セルヒオ・ガデア	アプリリア	+24.205	18	4
13	ラファエレ・デ・ロサ	アプリリア	+25.342	14	3
14	小山知良	ホンダ	+27.965	16	2
15	エンリケ・ヘレス	デルビ	+37.241	23	1
16	ロレンツォ・ザネッティ	アプリリア	+43.704	36
17	サンドロ・コルテセ	ホンダ	+44.855	21
18	アレックス・エスパルガロ	ホンダ	+44.870	17
19	アンドレア・イアンノーネ	アプリリア	+45.521	20
20	アレックス・マスボー	ホンダ	+49.011	15
21	ダリオ・ギウセペッティ	アプリリア	+50.024	26
22	アルバロ・バウティスタ	ホンダ	+50.059	12
23	ジョエレ・ペリーノ	マラグーティ	+50.299	24
24	マテオ・トゥネス	アプリリア	+56.956	27
25	ジョルディ・カルチャノ	アプリリア	+57.020	28
26	フェデェリコ・サンディ	ホンダ	+1:14.927	30
27	葛原大陽	ホンダ	+1:29.137	33
28	カレル・アブラハム	アプリリア	+1:29.158	31
29	イムレ・トス	アプリリア	+1:39.784	34
Ret	ミケーレ・ピロ	マラグーティ	棄権	29
Ret	アンヘル・ロドリゲス	ホンダ	棄権	8
Ret	パブロ・ニエト	デルビ	棄権	19
Ret	マヌエル・エルナンデス	アプリリア	棄権	25
Ret	ルーカス・ペセック	デルビ	棄権	22
Ret	サッシャ・ホンメル	ホンダ	棄権	35
Ret	David Bonache	ホンダ	棄権	32

参考文献

• “MotoGP official website”. 2011年1月27日閲覧。

前戦 2005年のマレーシアグランプリ	ロードレース世界選手権 2005年シーズン	次戦 2005年のオーストラリアグランプリ
前回開催 2004年のカタールグランプリ	カタールグランプリ	次回開催 2006年のカタールグランプリ

Weblio日本語例文用例辞書

「2005 Qatar motorcycle Grand Prix」の例文・使い方・用例・文例

• ソニーは2005年にカンパニー制組織から事業部制に移行した。
• 筆界特定制度は2005年の不動産登記法の改正により導入された。
• 2005年度版のカタログ
• 私の前任者の山田氏は2005年に退職しました。
• ジョンは2005年に日本に来ました。
• この製品は2005年に作られました。
• 本公債の償還期限は 2005 年である.
• これらの債券は2005年に満期を迎える
• 景気動向指数は2005年を基準年と比較して計算される
• ジュマー・イスラミアから分裂した強硬派により2005年に形成された過激派のイスラム民兵
• 2005年のマレーシアの最も大きい都市および以前の首都
• 米国の作家（カナダ生まれ）で、小説が第二次世界大戦後のアメリカ文学に影響を及ぼした（1915年−2005年）
• 米国の物理学者（ドイツ生まれ）で、天体物理学と核物理学の研究で知られる（1906年−2005年）
• 米国の心理学者（パナマ生まれ）で、その研究で人種別学校は差別だったと最高裁判所を説き伏せた（1914年−2005年）
• 1982年から2005年までのサウジアラビアの王（1923年−2005年）
• 米国の外交官で、ソビエトの攻撃性に対処する際に封じ込め政策を推薦した（1904年−2005年）
• 米国の劇作家（1915年−2005年）
• 「次の航海は2005年を考えている。」と堀江さんは言った。
• 愛知県で開かれる2005年日本国際博覧会(愛知万博)まで1000日を切った。
• NASDAは2005年２月までに，６回に分けて11基の衛星を打ち上げることを予定している。