2度の猛獣襲撃事故とは? わかりやすく解説

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2度の猛獣襲撃事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 08:36 UTC 版)

松島トモ子」の記事における「2度の猛獣襲撃事故」の解説

1986年には日本テレビTIME21』の撮影ケニア訪れて10日の間にライオンヒョウ立て続け2度襲われ帰国後にギブス姿で記者会見して話題になった1月28日ジョイ・アダムソン(『野生のエルザ』の作者)の夫であるジョージ・アダムソンと共にナイロビコラ動物保護区でエルザの子孫でジョージによりラクダの肉で餌付けされ人に慣れた雌ばかり7頭のライオン群れ接触しライオン戯れていたところ、ジョージキャンプとの無線松島ライオン達から目を離した隙にその子ライオン母親襲われ松島は宙に飛び10メートルほど引きずられサファリスーツはズタズタ、首や太腿全治10日怪我を負う(目を離していたジョージは耳が遠く助けに行くのが遅れた)。その際ジョージにより松島助けられた。このとき周りには複数ライオンがいたが、攻撃加えたのは一頭のみである。 10日入院予定だったが3日退院して仕事再開、再び別の動物保護区を訪れ万全の態勢でロケ挑むが、10日後の2月7日保護区スタッフ責任者のトニー・フィッツジョンと共にこの保護区飼育されている雌ヒョウの「コムンユ」を見に、周りを高い柵で囲われ施設行った施設の外に出たところ、そのヒョウ夜陰乗じて柵を跳び越えて待ち伏せており、迂闊にも目を合わせてしまった松島体当たり奇襲してきた。奇襲受けて地に倒され松島そのまま首を噛み付かれなおかつ持ち上げられた。このとき骨がガリガリと囓られる音が聞こえ、「死んだ」と思ったという。これは、松島の隣にいたこのヒョウ飼い主トニーが、松島親しくしているように見えたためヒョウ嫉妬した考えられている。また、松島の目が大きいのも襲われる理由だと後で言われた。 この後松島救助隊救急ヘリ要求したが、「夜間の飛行は危険」との理由拒否されてしまう。結局、朝まで止血しながら耐える羽目になり、その後、朝になり救急ヘリ到着し、ようやく病院運ばれ第四頚椎粉砕骨折という診断受けたが、ヒョウの噛む位置があと1ミリずれていたら松島間違いなく死んでいただろうとされる第四頚椎粉砕骨折後遺症無く生還するのが奇跡と言われており(高確率死亡良くても首から下が動かなくなる程後遺症が残る)、松島症例ニューヨーク学会発表されたほどである。 ヒョウ襲われた後も撮影続けて2月17日帰国コルセットをつけて記者会見臨み「それでも動物が好き」とコメントした。このときに撮影され映像3月31日に「それでも私はライオンが好き」と題してTIME21』で放送された。 この事故発生する前、1986年元日松島からアナウンサー伊藤勉に送られてきた年賀状には、仕事アフリカに行く予定である旨が書かれている同時に、「ライオン食べられないように祈って下さいませ。またお目にかかれますように」とも書かれていた。後年、この件について伊藤は「まさか本当にあんな事件が起こるとは思ってませんでしたから、笑って軽く読み流したんです。あの時本当に私の祈りが足らなかったのではないか悔やみました」と語った一方松島本人は、年賀状効果はなかったのではないか問われた際に「いいえ、ありましたよ。あれを書いてなかったら命があったかどうか。皆さん祈り通じて噛まれただけですんだんだと思います」と返答している。

※この「2度の猛獣襲撃事故」の解説は、「松島トモ子」の解説の一部です。
「2度の猛獣襲撃事故」を含む「松島トモ子」の記事については、「松島トモ子」の概要を参照ください。

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