2度の持将棋が成立(第5期)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:28 UTC 版)
「叡王戦」の記事における「2度の持将棋が成立(第5期)」の解説
持ち時間5時間で行われた第2局で持将棋が成立した。変則持ち時間制である叡王戦七番勝負で持将棋が成立したのは史上初めてで、タイトル戦では2014年の第55期王位戦第3局以来となった。当初、持ち時間1時間で第3局と第4局のダブルヘッダーが行われる予定であった日に第2局の持将棋指し直し局を行うと発表したが、その後第2局は持将棋の成立によって引き分け無勝負とし、第8局の開催準備を進めていると発表した。また、持ち時間1時間の第3局でも持将棋が成立した。タイトル戦で2度の持将棋成立は史上初。こちらも指し直しはせずに、予定通り夜から第4局を実施し第9局の開催が準備されることとなった。また第8局・第9局では、通常のタイトル戦であれば千日手または持将棋が成立した時、当日の再対局終了が深夜に及ぶことが予想される場合は翌日以降に持ち越しとなるところ、時間に関係なく決着がつくまで対局をやり直す特別ルールが設定された。
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