1995年度版(全11話)
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「まかせてダーリン (漫画)」の記事における「1995年度版(全11話)」の解説
サブタイトル掲載号単行本備考第1話名探偵はお年頃 『小学四年生』1995年3月号 未収録 第2話狙われた男 『小学五年生』1995年4月号 第4話 第3話オトナの彼氏 『小学五年生』1995年5月号 第6話 緋村エイジ初登場 第4話恋のライバル 『小学五年生』1995年6月号 第5話 第5話ダイイングメッセージ 『小学五年生』1995年7月号 第7話 単行本収録時に「死の伝言」に改題 第6話キケンなドライブ 『小学五年生』1995年8月号 未収録 第7話呪われた学校(前編) 『小学五年生』1995年9月号 第8話 第8話呪われた学校(後編) 『小学五年生』1995年10月号 第8話 第9話ビデオは見ていた(前編) 『小学五年生』1995年11月号 未収録 第10話ビデオは見ていた(後編) 『小学五年生』1995年12月号 未収録 最終話愛は永遠に(フォーエバー・ウイズユー) 『小学五年生』1996年1月号 未収録 大枠は1994年度版と同じだが、第3話「オトナの彼氏」で千秋の同級生の野球部の少年、緋村エイジが初登場。第7・8話「呪われた学校」では林間学校のロッジ近くの廃校を千秋と緋村の2人が探検することになり、殺人事件に遭遇。そして真相を見抜かれた犯人が千秋を殺害しようと首に刃を突きつける。千秋に電話で呼ばれてしぶしぶ現場に来ていた真田はうろたえてしまい何もできないが、緋村が隙を見て犯人に体当たりし、千秋を救う。第9話(単行本未収録)では緋村は、真田に渡されたポケベルで事件現場に呼び出される千秋を心配し、また、自分が困ったときにだけ千秋に連絡をよこして危険な場に呼び出す真田にいらだち、「お前は、あいつにいいように利用されてるだけなんだぞ!!」と千秋に忠告する。また第10話(単行本未収録)終盤では、車にひかれそうになった千秋を緋村が命がけで助ける。第10話は、真田からの事件現場への呼び出しで鳴り出したポケベルのスイッチを切って、千秋が緋村をクレープ屋に誘うシーンで終わっている。 千秋が手助けに来てくれなくなり、真田は失敗続きで落ち込んでいた。今まで邪険に扱っていた千秋が自分にとっては大切な存在だったのではないかと思い、自分の本当の気持ちに気付いた真田は、千秋を遊園地に誘う。そして観覧車内で自分の気持ちを千秋に伝えようとしたとき、強盗事件発生のため真田に呼び出しがかかる。真田と千秋は事件現場に向かい、解決のための手掛かりを探す。そして真田はついに自分自身で事件の真相を見抜く。帰り道、真田は千秋に自分の好意を伝え、「今スグ!つーのは無理だけど…」、「お前が高校を卒業したら……」と告白しかけるが、それを千秋は「ごめんなさいっ!!」といってさえぎる。そして真田の気持ちに応えられないことを告げた千秋はポケベルを返し、「さよならっ ダーリンっ!」といって走り去ってしまうのだった。放心したような表情の真田のカットで、真田の登場シーンは最後となる。 千秋は野球部のマネージャーになり、緋村を一流の選手にするため甲斐甲斐しく世話をする。やたらとくっついてくる千秋に恥ずかしがりながらも、満更でもなさそうな緋村。そして千秋は、新しいダーリン、緋村に対して「…だから、まかせてダーリン♡」と微笑みかけるのであった。
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