死点とは? わかりやすく解説

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し‐てん【死点】

読み方:してん

ピストンポンプなどの往復機関で、連接棒クランク一直線となり、力が一時的にとなる点。思案点デッドポイント


死点

英語 dead center

ピストンクランク機構において、ピストン往復運動をするとき、行程両端部において行き止まりになる点がある。これを死点といい、ピストン最上端にある位置上死点最下端にある位置下死点という。死点ではコンロッドクランク一直線になり、クランク回転力ゼロになる。

死点

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

死点

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/23 08:48 UTC 版)

死点(してん、dead center)とは、クランク機構で回転力が発生しない地点を示し、最も高い位置を上死点(じょうしてん、top dead center/TDC)、最も低い位置を下死点(かしてん、bottom dead center/BDC)と呼ぶ。


  1. ^ クランク軸が基準となる気筒の点火時期に達すると閃光を放つライト。これを用いて回転中のフライホイールまたはクランクプーリーを照らすと、その周上に記されたマーキングが残像現象により留まって見える。整備士はエンジン筐体に記された固定目印と残像効果で留まって見えるマーキングとの一致を確認して点火時期の確認・調整を行う。
  2. ^ 4ストローク機関は1サイクルが720度であるため、位相も720度刻みとなる。


「死点」の続きの解説一覧

死点

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/24 15:50 UTC 版)

クランク (機械要素)」の記事における「死点」の解説

詳細は「死点」を参照 往復運動を回転運動に変換する際、クランク機構往復運動がもっとも奥まで押し込まれている状態と、もっとも手前まで引き出されている状態のことを死点という。この地点では回転力が働かなくなるので、フライホイールはずみ車)を利用して滑らかに回転継続できるようにすることが多い。また、この地点運動停止してしまうと往復運動再開不可能となる。そのため、手動であれば回転部分を手で回したり位相差をつけた別のクランクを同じ回転軸接続しどれかのクランク回転力働かせることができるようにして回避するのが一般的である。

※この「死点」の解説は、「クランク (機械要素)」の解説の一部です。
「死点」を含む「クランク (機械要素)」の記事については、「クランク (機械要素)」の概要を参照ください。

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