切り

デジタル大辞泉

きり【切り／^▽限り】

読み方：きり

［名］

１ 区切り。切れ目。「—のよいところでやめる」「—をつける」

２ （多く「きりがない」「きりのない」などの形で用いる）かぎり。はて。際限。「欲をいえば—がない」

３ （限り）商品の先物取引で、受け渡しの期限。限月(げんげつ)。「先—(さきぎり)」

４ 芸能で、最後の部分。

㋐謡曲で、1曲の最後の部分。

㋑浄瑠璃・歌舞伎で、一段・一幕の最後の部分。「四の—」

㋒寄席(よせ)で、その日の最後の出し物。また、その演者。

㋓「切能(きりのう)」の略。

㋔「切狂言(きりきょうげん)」の略。

５ 碁で、相手の石の接続を切断すること。また、そのような手。

［接尾］助数詞。やや厚めに切ったものを数えるのに用いる。

「干し瓜三—ばかり食ひ切りて」〈宇治拾遺・七〉

日本語活用形辞書

切り

読み方：きり

ラ行五段活用の動詞「切る」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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用例

口切りの茶事、皮切りの一灸、鮟鱇の吊し切り、切り目に塩、切り火縄一寸、喧嘩過ぎての棒千切り、見切り発車、鼬の道切り、丸い卵も切りようで四角、最後の切り札、切りが無い

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囲碁基本用語集

キリ（切り）

相手の石を切断するような手。

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「切り」の例文・使い方・用例・文例

• 突然の金切り声に我々はぎくりとした
• 牛肉の切り身
• 切り傷から血が出てきた
• 彼の妻の献身で彼は苦難を切り抜けた
• 切り札
• 息子が金切り声をあげてわめいていたところに彼女が電話してきた
• 父がその七面鳥を切り分けた
• 私にハムを1枚切り分けてください
• 彼は自分でジャーナリストとしての道を切り開いた
• 私がお客様に肉を切り分けましょう
• 彼はサードギアに切り替えた
• 高速ギアに切り替える
• 車の燃料をガソリンから太陽エネルギーに切り替えた
• 木を切り倒す
• …を切り開いて進む
• おのの一撃で木を切り倒す
• きれいな切り口
• 彼は毎日新聞の記事を切り抜く
• 完成日，竣工日；締め切り日
• 裏切り者に対する軽べつの念