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株式投資で評価損が出た時の対処法

 

株式投資における評価損とは、その時点で手持ちの株式を売却すると損失が発生することです。

ここでは、株式投資で評価損が出た時の対処法を紹介します。

▼損切り
損切りとは、手持ちの株式を損失が発生した状態で売却して取引を終えることです。

例えば、1株1000円の株式を1000株購入して、1株950円の時に売却すると5万円の損失になります。

(950円-1000円)×1000株=-5万円

株式相場の格言に「見切り千両」という言葉があります。これは、損切りをすることで損失が発生しても、損切りをする行為には千両もの価値があるという意味です。つまり、損切りを恐れてはいけないということです。

損切りのメリットは、損切りすることで手持ち資金が増えることです。その手持ち資金で他の銘柄を買うことができます。

一方、損切りのデメリットは、損失が確定することです。上の例の場合、100万円の資金が95万円に目減りして戻ってきます。

▼塩漬け
塩漬けとは、手持ちの株式を値上がりするまで保持することです。

株価は上がったり下がったりするものなので、今は損失が出ていてもいつかは値上がりするだろうという考えに基づいた対処法です。

塩漬けのメリットは、取引を終えない限り損失が確定しないことです。また、長期保有することで、配当金や株主優待などが受け取れることもあります。

一方、塩漬けのデメリットは、評価損が今以上に増えてしまう可能性があることです。また、取引を終えない限り手持ち資金は増えません。

▼ナンピン
ナンピンとは、手持ちの株式をさらに買い増しすることです。

ナンピンの目的は、買値の平均を下げることにあります。例えば、1株1000円の株式を1000株購入して、その後に1株900円に値下がりしたとします。この時点で新たに1000株購入すれば、買値の平均は950円に値下がりします。株価が1000円に戻らなくても950円以上になれば利益が発生します。

ナンピンのメリットは、買値の平均を下げられることです。そしてその分、早めに手じまうことが可能になります。

ナンピンのデメリットは、買い増した分だけ手持ち資金が減少することです。また、買い増した株価よりもさらに値下がりすると、損失額がより大きくなることです。

1000円で1000株保有 1000円で1000株保有して900円で1000株ナンピンした場合
利益発生条件 1000円以上 950円以上
株価900円での評価 -10万円 -10万円
株価1100円での評価 +10万円 +30万円
株価が800円での評価 -20万円 -30万円

次のグラフは、1000円で1000株保有した場合(青色の直線)と900円で1000株ナンピンした場合(赤色の直線)での損益額を表したものです。900円で1000株ナンピンした場合のほうが損益分岐点(緑色の直線)が安いことがわかります。

(2012年07月04日更新)




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