＊瘤

デジタル大辞泉

こぶ【^×瘤／^×癭】

読み方：こぶ

１ 病気のために筋肉が固くなるなどして、皮膚が高く盛り上がっているもの。

２ からだの一部をひどく打ったりして、そこが一時的に盛り上がったもの。たんこぶ。「転んで額に—ができる」

３ 表面が盛り上がっているもの。「ラクダの—」「木の—」

４ ひもの結び目。

５ 自由な行動のさまたげになるもの、やっかいなもののたとえ。多く、子供をいう。「目の上の—」「—つきの女性」

[補説] 書名別項。→瘤

こぶ【瘤】

読み方：こぶ

秋元不死男による句集。昭和25年（1950）刊。収録された句のうち約半数が、昭和16年（1941）から昭和18年（1943）にかけて、秋元が俳句弾圧事件で投獄されていた際の獄中句。

しい‐ね〔しひ‐〕【^×瘤】

読み方：しいね

こぶの古名。〈和名抄〉

りゅう【^×瘤】

読み方：りゅう

［音］リュウ（リウ）（漢）　［訓］こぶ

筋肉などに生じる塊状の突起。こぶ。「根瘤・腫瘤(しゅりゅう)・動脈瘤」

歴史民俗用語辞典

瘤

読み方：シイネ（ｓｈｉｉｎｅ）

こぶ。

別名 悪核

短編小説作品名辞典

瘤

作者杉本苑子

収載図書大江戸ゴミ戦争
出版社文芸春秋
刊行年月1991.6

収載図書大江戸ゴミ戦争
出版社文芸春秋
刊行年月1994.6
シリーズ名文春文庫

瘤

作者太宰治

収載図書太宰治全集 12
出版社筑摩書房
刊行年月1991.6

収載図書太宰治全集 1 初期作品
出版社筑摩書房
刊行年月1999.2

隠語大辞典

瘤

読み方：こぶ

1. 腰巾着（※「こしぎんちゃく」）に同じ。

瘤

読み方：こぶ

1. 子供のことをいふ。こぶ付は子供連れのことをいふ。
2. 子供を云ふ。
3. 子供。
4. 子供。（赤子）〔一般犯罪〕
5. 子供、赤ん坊。背負つた姿を瘤に形容したもの。〔香〕
6. 子供のこと。

分類 俗語、犯罪、香

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近代文学作品名辞典

瘤

読み方：コブ（ｋｏｂｕ）

作者 秋元不死男

初出 昭和25年

ジャンル 句集

瘤

読み方：コブ（ｋｏｂｕ）

作者 太宰治

初出 大正15年

ジャンル 小説

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

瘤

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 04:50 UTC 版)

発音^(?)

• 音読み
  • 呉音 : ル
  • 漢音 : リュウ(リウ)
• 訓読み

  こぶ

漢字辞典

瘤

瘤	画数：15 音読み：リュウ、 ル 訓読み：こぶ ピンイン：liu2 ハングル：류 対応する英語：lump, swelling

癅

癅	画数：17 音読み：リュウ、 ル 訓読み：こぶ ピンイン：liu2

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「 瘤」の例文・使い方・用例・文例

• 大動脈瘤
• その医者は彼に動脈瘤があることを発見した。
• 石のブロックに瘤出仕上げを施す
• 高血圧は動脈瘤を招きやすいと思われている。
• 拡張蛇行静脈 《静脈瘤》.
• 頭の瘤が引っ込んだ.
• 力瘤を入れる
• あの学校にたいそう力瘤を入れている人がある
• つまらんことに力瘤を入れたものだ
• 目の上の瘤
• 新大臣には次官が目の上の瘤だ
• ラクダの瘤
• 瘤状突起
• 触知可能な腫瘤
• 瘤状のひざを持った
• 瘤状の効果を有するぼこぼこの糸の組織
• 動脈瘤に関係しているか、または影響を受ける
• 粉瘤の、粉瘤に関する、または、粉瘤に似ている
• 菌類の属で、ヒマラヤスギや、ネズ属、ショウナンボク属などの他の針葉樹に瘤を生じ、リンゴ、西洋梨、バラ科の植物に赤褐色の斑点を引き起こす