鳴沢夫妻の友人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 11:35 UTC 版)
三輪碧(みわ あおい) 演 - 賀来賢人 弁護士。大学時代の鳴沢夫妻の親友で未知留とは半年間交際していた。 家族がいるが、妻だった沙月とは3年前(優月誘拐事件から)に離婚してそれ以来会っておらず、娘の優月にも月に1回会っていただけだった。 独立して弁護士事務所を立て、優月にも「自分は事務所のボス」と自慢げに話すなど裕福な生活を送っているように見えていたが、実際は浮気が原因で事務所をクビになり、あえなく自宅で宅弁していただけであり、金銭面も裕福どころか養育費の借金があった。 自分から未知留を奪った上に連絡を取ろうとしても音沙汰がなかった温人のことを快く思っておらず、彼から弁護士として警察排除の協力を依頼された際も協力するリスクの大きさも踏まえて1度は断る。しかし、葛城から未知留を取り込むよう説得して欲しいと言われたことを「出し抜くのは気分が悪い」という理由で温人に直接伝え、更に未知留本人から「友果を助けたいと思っているのは夫婦同じ」ということを聞いたため、鳴沢家の顧問弁護士となって警察排除に協力することを決意する。 友果救出後は「誘拐事件を解決に導いたカリスマ弁護士」として世間の中でも話題になるが、その事件の約1年後に自身の娘である優月が誘拐事件に巻き込まれ、温人に身代金の5億を貸してほしいとお願いする。温人や東堂の協力もあって優月の救出に成功した後は、娘のためにしばらく沙月との3人で同居することになった。 東堂が娘を誘拐した犯人だと認めた際には「本当に生きているかどうかも分からない心春のために自分の娘が傷つかないといけなかったのか」とやり場のない怒りを彼にぶつけるが、鳴沢夫妻とともに実咲、そして心春の救出に力を貸すことを決意する。その後、実咲誘拐事件を嗅ぎつけた警察に鳴沢夫妻とともに連行されるが、一時帰宅が認められ、容疑がかけられた温人の弁護人として彼を手助けする。 東堂樹生(とうどう いつき) 演 - 濱田岳 元刑事で大学時代の鳴沢夫妻の親友。特技は料理。 警備会社で働いていたが、第4話で「東堂リサーチサービス」を立ち上げる。 大学時代に未知留の車で衝突事故を起こしたため、未知留が「全員集合」を呼びかけたら必ず集合して力を貸すという約束を未知留、三輪との3人で交わす。 刑事時代は葛城の部下として誘拐事件にも携わっていたため、警察の手の内を一通り把握している。 友果が誘拐される4年前に誘拐された心春は娘にあたり、身代金の受け渡しの際に警察介入がばれ、救出は失敗となった。その後は独自で娘を探していたが、その最中で友果の誘拐事件が起き、温人が犯人から自身も聞かれた「1年生の遠足の場所」を同じように聞かれたことを知って、心春の誘拐犯と同一人物だと確信する。そして、「警察すらも知らない事件の詳細を描けば、何かしらの手がかりや情報が手に入る」と考え、友果が救出された約1年後に温人、未知留、三輪との4人しか知らない情報を記載した暴露本を出すが、そのことによって鳴沢家を深く傷つけてしまう。 鳴沢夫妻から友果の救出と警察排除の協力を依頼されたため、彼らに力を貸し、その後に優月が誘拐された時も救出に協力していたようにみえたが、実際は彼女たちを誘拐した張本人。心春誘拐事件が迷宮入りになり、次第に起こったこと自体が葬り去られることを恐れたため、模倣犯となって友果を誘拐し、その後にその動きを察知した心春の誘拐犯からの命令で、心春を助けることを条件に優月を誘拐していた。しばらくは鳴沢夫妻や三輪に気づかれることなく、誘拐事件解決に協力するような素振りをみせていたが、温人に誘拐犯であることを気づかれ、真実を3人に話す。
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