鳴沢律佳ルート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 08:45 UTC 版)
鳴沢 律佳(なるさわ りっか)はピアノを演奏するのが得意な少女である。両親共に高名な音楽家であり、妹のめぐるも既にプロのピアニストとして活躍している。律佳はそんな妹に対し引け目を感じている。涼介と律佳の交流は、汐凪第一学園に転入した涼介が律佳の隣の席になったことから始まる。涼介は律佳が気になり出し、彼女をキャンプに誘ったり、行事運営委員会への参加を促したりする。行事運営委員となった律佳は、七夕祭りにてコンサートの手配を担当することになる。他の行事運営委員に頼まれて、律佳は妹・めぐるを七夕祭りに呼ぶことにする。さらに律佳はめぐるとの二重奏を頼まれるも、自分のピアノに自信がないために断る。その後、涼介は律佳をデートに誘い、何度かデートを繰り返した後に二人は付き合い始める。律佳は涼介との交流を機に少しずつ変化していく。人前でピアノを弾くのが苦手だった律佳は徐々にそれを克服する。また、涼介の計らいにより自分のピアノの価値を知った律佳は、考えを改めてめぐると一緒に七夕祭りでピアノの演奏をすることを決める。 七夕祭りの直前、ある学生バンドがコンサートで演奏したいと申し出る。行事運営委員会は既にプログラムを決めた後だったためその申し出を断る。七夕祭り当日、律佳は先述のバンドは今年卒業の学生のみで構成されており、七夕祭りが最後の演奏機会だったことを知る。律佳はめぐるや行事運営委員会の了承を得て、学生バンドに自分とめぐるの出場権を譲る。その後、コンサートは予定通りの時間で終了するが、涼介達は律佳とめぐるの演奏を実現させるために奔走する。教師や近隣住民との交渉の結果、涼介達はコンサート時間を延長する同意を得る。律佳とめぐるは念願叶ってピアノの連弾を行う。後日、律佳が再びプロのピアニストを目指すことを涼介に告げる場面でスクール編は幕を閉じる。 アフター編は涼介と律佳が同じ大学に進み同棲生活を始める時点から始まる。大学生活の傍ら、涼介は我妻建築事務所でインターンシップを、律佳はピアノのコンクールへの出場をする。律佳は徐々に国際コンクールでも入賞するようになる。大学4年生になると、涼介は我妻から出された入社試験に取り組み、律佳は著名な国際コンクールへ向けて練習に励む。涼介は試験に合格して我妻建築事務所に入社し、律佳は国際コンクールにてグランプリに選ばれる。涼介は就職を機に律佳にプロポーズし、律佳はそれを受け入れる。その後、律佳の初リサイタルが開催し、律佳は今まで出会った人々に感謝のコメントをして最後に自作の曲を演奏する。さらに月日が経ち、律佳が子供にピアノを教えている場面でアフター編は幕を閉じる。
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