高岡市や地元企業による支援
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/01 17:05 UTC 版)
「御旅屋セリオ」の記事における「高岡市や地元企業による支援」の解説
2007年(平成19年)には高岡市がオタヤ開発の立体駐車場を約2.5億円で取得して、2004年(平成16年)から高岡市が行っている低利融資約8億円を約5.5億円に減らし、高岡市20%、大和20%、北陸銀行、高岡商工会議所などの出資で設立された建物の運営を行う第三セクター「オタヤ開発株式会社」の株式の一部8.67%分の株式を高岡市の仲介で2007年(平成19年)11月24日に三協立山アルミ、トナミ運輸、伏木海陸運送、北陸コカ・コーラボトリング、塩谷建設などの地元有力企業が取得して地元財界を挙げての支援体制がとられたのを皮切りに様々な改善策・支援策が採られている。 大和高岡店の規模縮小に伴い、以前から入居していた富山県旅券センター高岡支所や高岡市国際交流センターに加えて2011年(平成23年)2月25日に高岡市が高岡子育て支援センターを8階に移転させたほか、同年3月11日には6階に北日本新聞カルチャーパーク高岡や北陸銀行のポイント制度の会員を対象とした顧客サロンなどの地元有力企業北陸電力、三協立山アルミ、高岡ケーブルネットワーク、FKKエアーサービスの施設が開設されたり、高岡ステーションビルから高岡市観光協会が移転するなど地元政財界を上げて集客力の維持が図られた。 こうした改装の結果、若い女性客が増えて婦人衣料や子供服の売上が好調となり、大和高岡店も全体の売上高こそ前年同期を下回ったものの営業を継続した売場ベースでは前年超えとなるなど効果が出ている。 また同年に隣接する半地下式の公園「御旅屋メルヘン広場」の中心部にある噴水や植栽を撤去してイベントに使いやすくする改修工事が行われ、大和や地元商店街などで作る実行委員会を組織してイベントを行えるようにして商店街の賑わい復活を目指す施策が採られ、大和が隣接する旧店舗跡地に整備していた広場「万葉の杜(もり)ドラえもんの散歩道」を顧客の要望の多い駐車場に改修するなどの対応も行われた。(同広場にあったのび太やジャイアン、スネ夫などの12体モニュメント像は8月に高岡駅前にあるウイング・ウイング高岡前広場に移設された。) 2012年(平成24年)3月から閉店時間を1時間早めて午後6時とするなど更なる合理化も進められている。
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