食用油としても使われるもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 04:21 UTC 版)
「植物油の一覧」の記事における「食用油としても使われるもの」の解説
次のリストは、植物油としてもバイオ燃料としても使える植物油である。ただし桐油はもっぱらバイオ燃料として使われる。以下は、主としてバイオ燃料としての特性を述べる。 ココナッツオイル(とりわけコプラ油) : 生産地で使うのであれば採算が合う。 コーン油 : 収穫高が多い。 綿実油 : バイオ燃料の研究で、性能の基準として使われることが多い。 アマナズナ油 : ヨーロッパでは18世紀以降、ランプ油として使われていた。 ヘンプ・オイル : 発火点が高い。ただし大麻がマリファナの原料ともなるため、いくつかの国で問題となっている。 カラシ油 : キャノーラ油と共にバイオ燃料として検討されている。 パーム油 : バイオ燃料としてもっともよく使われるものの一つ。ただし、アブラヤシの栽培がかえって環境破壊の原因になっているとする意見もある。 ピーナッツオイル : 1900年にディーゼルエンジン燃料として使われた、初期のバイオ燃料の一つである。 ラディッシュ油 : ハツカダイコンの種は48%以上の油脂を含むため、燃料としてよく使われる。 菜種油 : ヨーロッパではバイオディーゼル燃料としてよく使われている。 ニガー種子油 : インドでは照明油としてよく使われる。 こめ油 : 安価なため、アジアではよく使われる。 サフラワー油(紅花油) : アメリカ合衆国のモンタナ州で、最近バイオ燃料として注目されている。 大豆油 : 燃料油を取るためだけに栽培するのはコストが合わないが、副産物として取れるので、燃料に使われる。 ヒマワリ油 : 物性は燃料に適しているが、採算性は悪い。 桐油 : 変質しにくいため、バイオ燃料としての利用が検討されている。
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