類似種の登場作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/23 02:51 UTC 版)
松本作品に本種とよく似た鳥も幾つか登場している。 宇宙戦艦ヤマト ガミラス帝国の将軍ドメルのペットで、ルビー戦線で捕獲してきたロクロック鳥が登場する。本種に似ているが、やや首が太く根元に赤い模様があり、目は赤く、目つきも鋭い。また、一般の鳥と違い、くちばしが左右に開閉するのが特徴である。 リメイク作品である『宇宙戦艦ヤマト2199』にも登場する。首がさらに太くなり、より鳥らしい外見になっているほか、サイズも一回り大きくなっている。旧作では第19話のワンシーンのみの登場だったが、本作では複数話に渡って登場しており、BD・DVD第5巻のパッケージ絵でもドメルの肩に乗っているなど、ドメルの相棒的な位置づけとなっている。 先述の通り、ドメルにとってはプライベートで行動を共にすることが多い存在であり、ドメルが亡くなった子供の墓参りをする時にも同行している。また、劇中ではドメルの妻エリーサの肩に乗ったり、ゲールの頭の上に勝手に乗ったりする場面もある。 第19話ではドメルが見ていた立体ホログラムに妻や生きていた頃の息子と一緒に写っており、付き合いが長いことを窺わせる。ドメルがガミラス本星に出頭して以降は妻エリーサのところにいたようで、第25話でユリーシャの腕にとまっている。なお、メルダはこの鳥を苦手としているのか、左隣にいるユリーシャの腕に飛んできたときに驚き、その後は顔に汗を浮かべていた。 食用にもなるらしく、第21話においてドメルが飼っているのとは別の個体が、デバルゾ・ボーゼンの食事として丸焼きの状態で登場している。 銀河鉄道999 「アンドロメダ千夜一夜」でロック鳥をモチーフにした怪鳥ロックが登場。本種と同一のデザインだが、より肥満体型で不格好でかつ巨大。獰猛な肉食巨鳥で、人間でも機械化人でも同族でも見境無しに食べてしまう。共食いまでする習性から、メーテルは「近いうちにエサである人間達を食い尽くした後には、自分達も食い合って滅びるでしょう」と述べている。 クイーン・エメラルダス 読切版 『月刊プリンセス』掲載の読切版では、エメラルダスの愛鳥としてハーハーが登場する。 新竹取物語 1000年女王 東京都練馬区大泉町の地下を中心として広がる大空洞帯「地下大空洞」のジャングル内に生息する鳥は、本種によく似ているがくちばしに歯がある。あまりおいしそうには見えないが、味はよい。ここを拠点に活動している1000年女王こと、雪野弥生をリーダーとするラーメタル人達が非常食用に飼育したものである。
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