韓国で竹島領有権主張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 07:05 UTC 版)
2012年6月には韓国へ渡航。ソウル市内で、開設されたばかりの「戦争と女性の人権博物館」(通称・慰安婦博物館)前及び在韓国日本大使館前の慰安婦像のそれぞれに、日の丸と"竹島は日本固有の領土"と日本語および韓国語で書かれた「竹島の碑」を設置した。さらに、竹島の日本領有権主張の為に日本大使館の外交官に渡そうとしたことで韓国や日本のメディアでも報じられた。なお、自身のブログで『今後は日本大使館前にある売春婦像に「竹島の碑」を縛りつけた画像を韓国内に広めて、韓国内の世論を喚起したいと思います』と、行動の理由を語っており、『日本大使館前に追軍売春婦像を設置したことを、日本人は黙っていない怒り心頭に発していると、世界に発信し韓国の嘘を暴き、日本の名誉を回復しなければならない』とも述べている。なお鈴木はソウル中央検察庁から出頭を要求された際には国際宅急便で自身の顔写真入りの「竹島の碑」と題する杭を送り付けた。これに対し「韓国検察を愚弄した」と韓国メディアは批判している。2013年2月17日、ソウル中央検察庁から慰安婦に対する名誉毀損であるとして起訴された。また金沢市の尹奉吉碑の側に「竹島の碑」(木製の杭)があることをブログで言及。尹奉吉のこともテロリストや殺人犯と明言したことから、韓国で尹の遺族が死者名誉毀損として1千万ウォンの損害賠償を求めて提訴した。裁判では竹島の碑を打ち込んだのは鈴木自身だとされ、一度も答弁書を出さなかった鈴木側の敗訴となった。これらのことから鈴木は現在、韓国政府から入国禁止処分を受けており、仮に韓国に入国した場合は上記の賠償金が請求される。この「入国禁止」処分は「入国拒否」よりも重く、恒常的な措置とみられる。中央日報は、鈴木の運動を「杭テロ」と評した。
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