雑誌におけるレビュー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 20:16 UTC 版)
「ダブルキャスト (ゲーム)」の記事における「雑誌におけるレビュー」の解説
評価『週刊ファミ通』のクロスレビューでは、9、7、7、8の31点と採点され、30点から31点のソフトが対象となる「シルバー殿堂」入りとなった(レビュアーは、サワディ・ノダ、カミカゼ長田、渡辺美紀、羽田隆之)。 『電撃PlayStation』のDPSソフトレビューでは、60、80、80、90の310点と採点された(レビュアーは、岩崎啓眞、ウォルフ中村、なんでもゆうこ、袋こ〜じ)。 『ザ・プレイステーション』のザ・プレ流PSソフト品評会では、64、88、77の229点と採点された(レビュアーは、荒木由紀枝、飯田REI、内海一秀)。 アニメーション サワディ・ノダ、渡辺美紀、羽田隆之、岩崎啓眞、なんでもゆうこ、飯田REI、内海一秀の7人は、フルアニメーション・フルボイスについて肯定的な評価を与えている。とくにサワディは、「なりきり感覚」という表現を用いて「遊んでいるうちにだんだん、はまっていってまるで本気で彼女と会話をしているような気になっていくのがすごい」と評している。 一方、カミカゼ長田は、フルアニメーションについて「確かによく動く」としつつも、「それほどスゴイとは感じなかった」と評している。 シナリオ カミカゼ長田、なんでもゆうこ、袋こ〜じの3人は、シナリオの完成度について肯定的な評価を与えている。とくにゆうこは、ストーリー展開について「ムダのない」という表現を用いて「ゲームにのめり込みやすいのも良いところですね」と評している。 一方、岩崎啓眞と渡辺美紀は、シナリオについて否定的な評価を与えている。岩崎は「安っぽい印象」という表現を用いて「プレイを始めてから3分で、メインストーリーが最後まで読めてしまう内容では、あまりにお寒いではないか」、渡辺はメインストーリーについて「柱となる話がもう1本あってもよかった」と評している。 渡辺美紀、羽田隆之、なんでもゆうこの3人は、マルチエンディングであることについて肯定的な評価を与えている。とくに羽田は、エンディングが27種類存在することについて「まじめに作られてるのがわかる」と評している。 キャラクター サワディ・ノダは、ヒロインの赤坂美月について詳細を避けつつも「絶対惚れるよ」と肯定的に評している。 一方、羽田隆之と荒木由紀枝の2人は、ヒロインの赤坂美月について否定的な評価を与えている。とくに羽田は、「女の子の一人称が『ボク』なのが個人的にだいぶ」と述べ、ヒロインの赤坂美月がボク少女であることに抵抗を示している。 システム カミカゼ長田と岩崎啓眞は、システムについて肯定的な評価を与えている。とくに長田は、セーブ画面でシナリオの達成度やエンディングの数が分かる点について「やる気が沸いてイイ感じです」と評している。 一方、ウォルフ中村と荒木由紀枝は、システムについて否定的な評価を与えている。中村はエンディングリストが無いことについて「到達済みエンディングの確認がしづらい点も×」と述べ、荒木は毎回エンディングを迎えて、また最初から始めないと達成率にカウントされないシステムについて「途中からでも達成率にカウント出来ればよかった」と評している。 ウォルフ中村と飯田REIの2人は、コントローラーの振動の使い方について肯定的な評価を与えている。とくに飯田は、主人公の心臓音に合わせて振動することについて「臨場感もバッチシ」と評している。 操作性 羽田隆之とウォルフ中村は、操作性について肯定的な評価を与えている。とくに羽田は操作性について「クイックで良好」と評している。 一方、内海一秀はプレイヤーの操作について「選択肢の決定だけ」なことを指摘して、「ゲーム性の低さは否めない」と評している。 渡辺美紀とウォルフ中村の2人は、プレイ済みの場面をスキップできることについて肯定的な評価を与えている。とくに渡辺は、複数回プレイすると何度も同じ場面を見ることになるので「スキップの存在は貴重」と評している。
※この「雑誌におけるレビュー」の解説は、「ダブルキャスト (ゲーム)」の解説の一部です。
「雑誌におけるレビュー」を含む「ダブルキャスト (ゲーム)」の記事については、「ダブルキャスト (ゲーム)」の概要を参照ください。
- 雑誌におけるレビューのページへのリンク