開発の終焉、x-アプリへの移行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/29 13:56 UTC 版)
「SonicStage」の記事における「開発の終焉、x-アプリへの移行」の解説
その後SonicStage Vはマイナーバージョンアップを2回重ね、2009年6月11日にリリースされたSonicStage V Ver.5.2がSonicStageシリーズの最終バージョンとなった。また、2009年8月11日にはVer.3.3以降に搭載されていたジャケット写真/関連情報の自動取得サービスが終了し、これにより事実上SonicStageの開発及び新規バージョンのリリースは終了した。そのためSonicStageは全バージョンWindows 7以降のWindows OSには正式対応していないが、機種によりWindows7や8のパソコンでも動く場合もある。 一方で、SonicStage VのUIや機能をベースに、動画・写真・ポッドキャストの管理機能の追加を中心におまかせチャンネル、歌詞ピタなどの新機能の追加及びSonicStage Vで削減された一部機能の復活など機能面を大幅に拡充した新(事実上SonicStage Vの後継)ソフトウェアの「x-アプリ」(エックスアプリ、x-APPLICATION)が2009年10月7日に提供が開始された。それに伴いSonicStage Vの公開は同日をもって終了し以降はx-アプリがメインとなった(事実x-アプリはSonicStage Vとの共存はできない仕様となっているほか、内部バージョンはSonicStage(最終版が5.2)を受け継ぎ6.0からのスタートとなっている)。以降の詳細はx-アプリの項目を参照。 上記のx-アプリの提供が開始された2009年10月7日以降も、x-アプリ及びSonicStage Vが非対応の機器(主に2005年モデル以前のウォークマン・MD機器等、後述)向けに旧バージョンであるSonicStage CP(Ver.4.4)の公開・提供は継続されていたが、x-アプリ非対応のウォークマン最終機種(NW-A3000/A1000/A600シリーズ)の生産終了から6年が経過したことによる修理受け付けの終了(部品の保有期間は基本的に生産終了後6年)や先述の通りWindows 7及びWindows 8などの新OSを保証しておらず、2012年10月のリニューアルに伴い音楽配信サービスmoraの利用が不可能となったことなどから、2013年3月29日をもって提供が終了した。最終的にSonicStage CP(Ver.4.4)は約5年2カ月の長期に渡り提供されていたことになり、これは歴代SonicStage及びx-アプリの中で最も長い(2012年現在)。これにより名実ともにSonicStageは11年5カ月(OpenMG Jukebox時代も含めると13年3カ月)の歴史に幕を閉じた。
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