開業時の発電所の内容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 20:58 UTC 版)
「関西私鉄の電力供給事業」の記事における「開業時の発電所の内容」の解説
開業時の電車運転用の発電所は、第一発電所が御影、第二発電所が尼崎に設置され、両者の設備は同一であった。設置された発電機は蒸気機関車と同様に、石炭ボイラーで作った蒸気のエネルギーを蒸気機械に送ってピストンとクランクで回転運動に変換し、発電するものであった(いわゆるレシプロ式)。 発電所1基当たりの設備 ボイラー パブコック・ウイルコックス社製 水管式 4台 蒸気機械 マッキントッシュ・シーモア社製 600馬力 横置式 2台 発電機 ゼネラルエレクトリック社製 600ボルト 直流複巻400kW 2台 稼働期間 1905年(明治38年)4月 から 1919年(大正8年) まで 電力供給の営業を開始すると会社の予想を上回る量の電灯電力の申し込みがあったため、急遽発電所の増強工事行い、明治末年までに御影と尼崎の発電能力は開通当初の2倍以上の1800kWまで増加した。当時この発電能力には余裕があったため、大阪電燈と神戸電燈へ電力を供給する契約をおこなっている。
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「関西私鉄の電力供給事業」の記事における「開業時の発電所の内容」の解説
阪急は三国に火力発電所を置き、開業の3月10日の電力供給は三国発電所から直接給電したが、3月26日には池田に変電所を設置し池田からも電車用の給電を開始した。 発電機 ゼネラルエレクトリック社製 370ボルト 25ヘルツ 1000kW 2台 電車線用回転変流器 600ボルト 400kW 2台 変電所送電用変圧器 出力電圧11,000ボルト 稼働期間 1910年(明治43年)3月 から
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大阪電気軌道が開業時に設置した放出発電所の設備は以下の通り。 ボイラー パブコック・ウィルコックス社製 水管式ボイラー 4台 蒸気機械 ゼネラルエレクトリック社製 ホリゾンタル・カーチス式タービン 1600馬力 2台 発電機 ゼネラルエレクトリック社製 交流25ヘルツ 3500ボルト 1100kW 2台 供給用変圧器 芝浦製作所製 一次電圧3500ボルト、二次電圧220ボルト 60kW 2台 送電用変圧器 ゼネラルエレクトリック社製 一次電圧3500ボルト、二次電圧13,200ボルト 1000kW 2台(電鉄用変電所への送電用) 稼働期間 1913年(大正2年)8月 から 1929年(昭和4年)5月
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