過去のスマートフォン向けOS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:39 UTC 版)
「スマートフォン」の記事における「過去のスマートフォン向けOS」の解説
bada - サムスン電子の独自モバイルプラットフォーム。韓国語で「海」を意味する言葉からこの名前がつけられた。開発終了。 BlackBerry OS - 企業利用を念頭に、遠隔管理とアクセス、メッセージングに重点をおいたOS。初期のバージョンでは電話をかけることができなかった。 BlackBerry Tablet OS - タブレット端末「BlackBerry PlayBook」専用OS。QNXをベースにしており、BlackBerry用アプリケーションの他、Android用アプリケーションも動作させることも可能。 BlackBerry 10 - BlackBerry社の開発した新たなOS。BlackBerry Tablet OSと同じく、QNXをベースにしていた。現在も更新が続いているものの、BlackBerry社の新端末はAndroid OSとなっている。 Firefox OS - Mozilla Foundationが開発。日本ではKDDIが参入している。2016年開発終了。 Garnet OS(旧Palm OS)- パームのPDAに使われていたOSであり、現在は日本のACCESSが知的財産権を保有している。PDAやスマートフォン登場初期に使われた。内蔵W-CDMAに対応していない。後継はAccess Linux Platform。 Access Linux Platform - ACCESS社のスマートフォン向けOSであり、Palm OSの後継。2011年、事業撤退により開発終了。 Symbian OS - S60やMOAP-SなどのUIレイヤと組み合わせて使用される。日本ではNTTドコモ向けの携帯電話(フィーチャーフォン)で多数採用されていた。ノキアの方針に伴いスマートフォン向けの採用は2011年に事実上停止された。 Windows Mobile - UIはデスクトップ版のWindowsと似ているが、バイナリ互換性はない。初期のスマートフォンでよく採用されたが、iPhoneやAndroidに押されシェアは低下している。日本ではW-ZERO3シリーズの発売で広まった。 Windows Phone - Windows Mobileを置き換えるMicrosoftの新しい携帯電話用OS。UIなどが刷新された。8で、NTカーネル化、マルチコアCPU・SDカード・DirectXなどのサポートが強化された。10で、Windows 10との互換性が強化され、Windows 10 Mobileとなった。Windows 10 Mobile - Windows Phone 8の後継OS。デスクトップ版Windows 10とプラットフォームを完全に統一した。2015年末の正式リリースより、国内でも対応端末が発売されていた。2019年12月にサポート終了。 webOS - HP(旧パーム。現在はHPの一部門)のPalm Pre用OSであったが、LGに買収され現在スマートTV向けとなっている。GNU/LinuxとWebKitを中心に構成されている。 MeeGo - インテルのMoblin及びノキアのMaemoの後継OS。開発は終了したが、オープンソースの成果物はMer(英語版)に引き継がれた。 Brew MP - クアルコムが開発した途上国および新興国向け低スペック系スマートフォン用のOS。先進国には投入されない見込み。BREW MP SDKの最終更新は2012年。 Fire OS - Amazonの開発したAndroid派生OS。元々タブレット向けであったが、スマートTVやスマートフォン (Fire Phone) にも搭載されていた。 Cyanogen OS - Android派生OS。一部のスマートフォンに搭載されていた。
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