運輸と通信
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/10 14:31 UTC 版)
本土と島の間で運航しているフェリー会社が3社ある。 レッドファネル - サウサンプトン・東カウズ間で車と旅客を運んでいる。高速旅客船のみは「レッドジェット」という名前で西カウズから運航している。 ワイトリンク - ポーツマス・フィッシュボーン(ライド港近く)間とリンミングトン・ヤーマス間で車と旅客を運んでいる。旅客のみはポーツマス港駅とライドピア駅間を「ファストキャット」(土地の人は舟の色からヴォミットコメットと言っている)という名前の舟で運航していて、その舟は双胴船である。 ホバートラヴェル - サウスシー・ライド間をホバークラフトで旅客運送を行っている。 運航路線拡張の申請が行われていて、カウズ週間には臨時便の運航が行われている(西カウズ・リミングトン間の高速双胴船が知られている)。 電気鉄道はかつてロンドン地下鉄で使われていた車両を利用して、ブレーディングとサンダウンを経由してライドピアヘッド・シャクリン間で運行している。 カーフェリーでフィッシュボーンに降りた観光客は、「島の道路は違います。運転には要注意。」という挨拶文を目にする。島の道路が違うという理由は、州議会が余り道路の維持に予算を使わないことに対する島の住民による冗談である。それでも交通量を抑え静かな道路環境とゆったりとした速度で通行させるために旅行客は届出の義務があり、島は今も慌ただしい本土からの旅行者には魅力的な土地であることがその理由のひとつである。 一般向けの小規模の飛行場が2つある。1つはサンダウンのワイト島空港(英語版)、もう1つはベンブリッジ空港(英語版)である。この2つは夏は日帰り旅行客でごった返している。 島の電話交換機は全てブロードバンドが可能で、さらにカウズやニューポートのような都市部はケーブルが敷かれている。アレトンのようにブロードバンドになっていない地区もある。 ワイト島カウンティプレスは島では大手の新聞で、毎週金曜日か祝日の前日に発行している。地域向けのラジオ局ワイト島ラジオは、FM放送局で(インターネットでも聴ける)、ソレントTVが島から地域向けのテレビ放送を行っている。
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