逢魔関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 09:40 UTC 版)
「シグマ ハーモニクス」の記事における「逢魔関連」の解説
逢魔 時と時の狭間に存在する魔物。狭間の世界より人の意志に干渉し、深層意識下から心を捻じ曲げる事(「魔が刺す」とも)で、狂気に走らせる。これによって悪意を植え付けられた人間にはその自覚は一切無く、凶行後には自分の不可解な行為に対する疑問だけが残る。時間から逸脱した存在である為、強力なものになると過去に干渉して歴史すら狂わせてしまう。 力の弱い逢魔は封印の影響も小さく、現世に現れてしまう事もある。これらを討伐する事も使い人の使命の一つである。用語集のネオンの言によると、以前ネオンの友人に憑依した事もあったとの事。 大逢魔 強力な逢魔であり、歴史を捻じ曲げるほどの強大な影響を人に与え得る存在。使い人の中でも上位能力者しか渡り合う事が出来ず、時の調律無しで倒す事は難しい。但し、強力な逢魔は時の狭間の彼方に封印されている上、力に比例して封印の影響を強く受ける為、強力であればあるほど封印は解けにくいとされる。 作中では各事件の犯人に憑依して事件を引き起こすボスモンスターとして登場。 業逢魔(カルマ) 人に干渉し過ぎた為に、その人間の負の感情や業の影響を強く受けた逢魔。 意識や思考はほぼ無く、決まったルートを徘徊したり感知した人間に近づくだけの存在だが、その力は個体差はあれど、大逢魔以上とも言われる。 作中では捜査を妨害する存在として登場。強力な上に倒しても経験値は得られないが、消滅する際に奇跡も起こす性質があり、真実の欠片を落としたり式札の力を回復させる事がある。 逢魔人 人の姿を取った上位逢魔。思考や立ち振舞も人と変わらなく見えるが、その心は世界や人(特に使い人)への激しい憎悪が渦巻いている。その力はあらゆる逢魔を凌ぎ、一人の逢魔人が解き放たれるだけで世界の在り様が変わるとされる。現在確認されている逢魔人は33人で、全て厳重に封印されている。 戦闘時にはその力を発揮する為に人の姿を捨てて逢魔形態に変異する。その姿は個体によって異なるが、中には山ほどの巨大な姿になった者も居ると言う。
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