起源論争
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2020年3月8日、Twitterにおいて「#しれっとすごいことを言う見た人もやる」というタグをつけてツイートすることがトレンドとなった際、ライトノベル作家の三国陣が、「『だいしゅきホールド』とかいう知能指数0の妄言を生み出したのは私だ。正直すまなかった。」とツイートを行った。同業の高山理図からのリプライに対しては、「当時は夜勤で昼間は眠れず飲酒しながら2chをやっていた」等のエピソードを披露し、自身が考案者であると主張した。このことはTwitter上で大きく拡散され、三国への称賛が相次いだが、自分こそが本当の考案者だと主張するTwitterユーザーが別に登場したことで論争に発展した。そのTwitterユーザーによれば、「ネットネタの考案者が自慢し始めるとつまらなくなるため今まで名乗り出なかったが、作家の宣伝に使われることに対する否定的な思いから名乗り出た」とのことであった。 論争が続くなか、第三者による検証が行われると、発祥となった掲示板にレスした人物とTwitterユーザーは、ともに漫画家のうさくんやケモノ趣味に関する発言を行っており、趣味嗜好が合致していることが発覚した。一方で、三国がそういった話題に言及したことは確認できなかった。この結果から、後に出現したTwitterユーザーが考案者であるとみられるようになり、三国はその後も「嘘はついていない」と主張していたが、最終的には謝罪に追い込まれた。この騒動を人狼と表現する向きもあり、ちゆからは「だいしゅきホールド人狼」(村人の勝利)とも呼ばれている。
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起源論争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/19 02:38 UTC 版)
一般的に、ラヴァシュはアルメニアの食べ物であると紹介されることが多い。アルメニア起源の食べ物であるとする文献もある。しかしながら、アルメニアにあえて限定せず「中東発祥」と記載する文献もある。アメリカのパン焼き職人、文筆家のピーター・ラインハート(英語版)は、著書の中で「通常アルメニアのフラットブレッドと呼ばれているラヴァシュはイランにも起源を持ち、現在は中東全域で食されており、世界中に広まっている」と書いた。 フラチュ・マルティロシヤン(英語版)というアルメニアの言語学者は、暫定的な説として、アルメニア語の լավաշ lavaš は、 լափ lapʿ, լուփ lupʿ, լովազ lovaz といった、「手のひら」を意味する方言や、「遊びに使う平らで磨いた石」を意味する言葉 լափուկ lapʿuk, լեփուկ lepʿuk や、「とても薄い」という意味の言葉 լավազ lavaz とのつながりがあると述べ、プロト・アルメニア語(英語版)で「平ら」を意味する言葉 *law から派生した言葉ではないかと仮定した。マルティロシヤンは、このブレッドが平らで薄い特徴を持つため、意味論的に考えられうる説であるとした。フラチヤ・アジャリヤン(英語版)がアルメニア語の語源辞典で述べた説によると、トルコ人とペルシア人にとってのサンガク(英語版)とは対照的に、*lavaš はエレバンとイランの両方でアルメニアのブレッドであると考えられていて、テヘランではこのブレッドのことを「アルメニアのパン」を意味する nūn-i armanī と呼ばれているという。同様の例は他の地域にも見られ、例えばデルスィムにおいては、sači hacʿ がクルド人のもてなし料理の特徴であるのに対し、lavaš がアルメニア人のもてなし料理の特徴であるとみなされている。
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