賀茂祢宜神主系図とは? わかりやすく解説

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賀茂祢宜神主系図(凡例並目録共)

主名称: 賀茂祢宜神主系図(凡例並目録共)
指定番号 377
枝番 00
指定年月日 1969.06.20(昭和44.06.20)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 古文書
ト書
員数 16巻
時代区分 鎌倉江戸
年代
検索年代
解説文:  京都の上賀茂神社賀茂別雷神社)の社家に伝襲されてきた賀茂神社禰宜神主系統的な大系図一群である。いずれも紙を竪【たて】紙に継ぎ一紙縦横十四五目あて方眼に墨線をひいて、横系図書かれている十六巻のうち、古系図一巻四十継ぎ天長二年(八二五)卒去の男牀【おゆか】ら六名を首に出し、ついで在実以下横系図にして、だいたい文永年間以前存し鎌倉時代書写になる。中古系図二巻のうち、上巻三十九紙)は前記古系図写したのであるが、種々の資料に照して補いをし、内容詳密化している。下巻(百十)は家門別の系図で、氏・平・清・能など家門通字により十六流に分けて中世末期から明暦万治年間までを存している。江戸初期書写にかかる。新古系図十二巻で、宝永元年一七〇四)から五か年間に、賀茂神社祠官たちにより前記古系図中古系図などを参考再吟味の上編成されたものを、国学者賀茂清茂浄書したものである。歴史上有名な賀茂神社社家系図が、かくまとまって伝存していることは貴重である。
 なお今回は、このほか古系図遺例として新潟県無為信寺所蔵藤原隆家(九七九-一四四)流を中心とする藤原氏系図一巻伊勢神宮に伝わる度会わたらい】氏系図一巻指定された。いずれも南北朝時代書写になる珍しいものである
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古文書:  買新羅物解  賀茂別雷神社文書  賀茂神主経久記  賀茂祢宜神主系図  赤間神宮文書  越前国田使解  越前国田使解



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