道の駅豊栄とは? わかりやすく解説

道の駅豊栄

(豊栄パーキングエリア から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/02 07:45 UTC 版)

豊栄
所在地
950-3304
北区木崎切尾山3644番地乙[1]
座標 北緯37度57分29秒 東経139度13分23秒 / 北緯37.95792度 東経139.223度 / 37.95792; 139.223座標: 北緯37度57分29秒 東経139度13分23秒 / 北緯37.95792度 東経139.223度 / 37.95792; 139.223
登録路線 国道7号
登録回 第1回 (15001)
登録日 1993年4月22日[2]
開駅日 1988年11月10日[1]
営業時間 7:00 - 19:00(3月 - 11月)
7:00 - 17:00(12月 - 3月)
(いずれも売店・軽食堂)[3]
外部リンク
テンプレート プロジェクト道の駅
「道の駅 発祥の地」の碑

道の駅豊栄(みちのえき とよさか)は、新潟県新潟市北区木崎にある国道7号新新バイパス道の駅である。豊栄パーキングエリアとも呼ばれる[1][4]

日本で初めて一般道に設置されたパーキングエリアで、施設内に「道の駅 発祥の地」の石碑がある[2][5]

概要

当初、北陸自動車道から新潟・新新バイパス経由で新発田村上方面へ向かう際、新潟黒埼IC(当時、現在の黒埼IC)から先には休憩施設がなかったことから、一般国道としては全国で初めて道路情報ターミナルを備えたPAとして1988年昭和63年)11月10日[6]「豊栄パーキングエリア」の名称でオープンした[注釈 1]

オープン当初に完成していたのは道路情報ターミナル、駐車場、物産販売コーナーであったが[6]1990年平成2年)3月には遊歩道や防災池を備えた公園が開園した[10]

その後1993年(平成5年)、「道の駅」制度の発足に伴って道の駅豊栄として登録された[2][11][12]。新潟県内では第1号の道の駅となったが[13]、道の駅の発祥の地については諸説あるとされる[2]

2001年(平成13年)12月に改修され、情報ターミナルの機器更新[14]公園のバリアフリー化、休憩施設内の売店、自販機コーナー、軽食コーナーの改修、地元農産物コーナーの新設など、施設の拡充が行われた。

また、翌2002年(平成14年)8月1日より、公衆無線LANでインターネットに無料接続できるサービスを開始[15]2013年7月18日でサービスを終了した。

売店などは開駅当初より株式会社高口又四郎商店が運営を行ってきたが、2014年4月1日に株式会社まちづくり豊栄に譲渡された[16]

主な施設

  • 駐車場
    • 普通車:118台[3]
    • 大型車:34台[3]
    • 身障者用:2台[3]
  • トイレ (24時間利用可能)[5]
  • 自然公園[2]
  • 軽食堂[2][5](7:00 - 19:00、12月から2月までは7:00 - 17:00)[3]
  • 売店[2][5](同上)[3]
  • 道の駅「豊栄」情報ターミナル[2](道路情報施設、9:00 - 17:00)[3]

管理

休館日

  • 年中無休[3]

国道7号新新バイパス
豊栄IC - 道の駅豊栄 - 東港IC

脚注

注釈

  1. ^ この正式名称の決定の際には市民からのアイデア募集も行われた[7]。決定以前の仮称は浦ノ入パーキングなど[8][9]

出典

  1. ^ a b c 豊栄パーキングエリア - 新潟市北区観光協会
  2. ^ a b c d e f g h 新潟にある「道の駅発祥の地」を名乗る道の駅に行ってみた”. 日刊カーセンサー (2014年7月30日). 2022年8月4日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h 『道の駅ハイパーガイドブック2022-2023』八重洲出版、2022年4月28日、116頁。 
  4. ^ 新潟国道事務所管内図”. 国土交通省北陸地方整備局 (2018年). 2020年4月28日閲覧。
  5. ^ a b c d 【特集】開通50周年を迎えた新潟の大動脈「新潟バイパス」、3月13日にオンライン記念座談会を開催”. にいがた経済新聞 (2021年1月14日). 2022年8月4日閲覧。
  6. ^ a b 『広報とよさか』第343号 1988年11月15日 p.13 豊栄パーキングエリアがオープン 豊栄市
  7. ^ 『広報とよさか』第336号 1988年4月15日 p.14 名称は豊栄パーキングエリア 豊栄市
  8. ^ 『豊栄広報』第221号 1978年10月20日 p.4 切尾(浦ノ入)にパーキングエリア 豊栄市
  9. ^ 『広報とよさか』第327号 1987年7月15日 p.9 国道新新バイパスの工事を担当 浦ノ入地内に大駐車場を建設 豊栄市
  10. ^ 『広報とよさか』第360号 1990年4月15日 p.11 豊栄パーキングエリア公園開園 豊栄市
  11. ^ 『広報とよさか』第402号 1993年10月15日 p.12 地域情報発信の広場 豊栄市
  12. ^ 『広報とよさか』第410号 1994年6月15日 pp.2-5 「道の駅」豊栄 豊栄市
  13. ^ 道の駅加治川(新潟県新発田市)が今月23日にリニューアルオープン、新発田市初の物産館も併設”. にいがた経済新聞 (2022年4月5日). 2022年8月4日閲覧。
  14. ^ 『広報とよさか』第501号 2002年1月15日 p.19 道の駅「豊栄」情報ターミナルが改装オープン 豊栄市
  15. ^ 道の駅 豊栄・無線LAN利用案内(国土交通省新潟国道事務所) - ウェイバックマシン(2017年9月8日アーカイブ分)
  16. ^ 道の駅豊栄について(高口又四郎商店) - ウェイバックマシン(2016年11月12日アーカイブ分)

関連項目

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