警視庁刑事部参事官室
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「薬師寺涼子の怪奇事件簿」の記事における「警視庁刑事部参事官室」の解説
千代田区霞が関2丁目の警視庁ビル6階東向きの部屋にある。参事官であり室長の涼子のほか、彼女の部下として警部1名(丸岡)、警部補1名(泉田)、巡査部長2名、巡査4名(貝塚、阿部ほか)、事務職員2名が所属する。 丸岡(まるおか) 声 - 石森達幸 / 稲葉実 警部。年齢は50代半ば。 昔は捜査三課所属の敏腕刑事だったが、涼子の部下となってからは現場に立つことも無くなり、残り少ない刑事人生の平和を祈りつつお茶をすする毎日を過ごしている。だがたまにベテラン刑事としての視点を買われて、涼子に捜査を命じられることもある。 階級は涼子(警視)の次に高いが、それを鼻にかけない好人物。また、刑事にしては随分と温和な性格でもある。しかしアニメ版では、やや臆病で小心な人物として描かれている。 貝塚さとみ(かいづか さとみ) 声 - 福圓美里 巡査。短大卒の21歳だが、小柄で童顔のために中学生に間違われたこともある。 熱烈な香港フリークで、香港に入れ込むあまり、呂芳春(ルイ・ファンチュン)という中国名まで自称しており、涼子にもそう呼ばれている。東京よりも香港のことに詳しく、広東語とフランス語が話せる上、パソコン関係にも強く、護身術にも明るいため、警視庁の各部署で重宝されている。香港製のアクション映画や武侠漫画に関しては岸本のオタク知識と肩を並べるほどの知識量を誇る。 見た目に反して護身術の達人で、自分の2倍近い体格の男を軽く投げ飛ばせる程の腕前を誇る。ただ、いかんせん当人が小柄すぎるため、ダメージも低く、相手を一撃で倒せないこともしばしばある。 マリアンヌ・リュシエンヌとは親友同士で、実際に会う前からメル友だった。 彼女もれっきとした刑事なので、制服の常時着用の義務はないはずなのだが、アニメ版ではなぜか、ほとんどの場面で制服を着用していた。 阿部真理夫(あべ まりお) 声 - かわのをとや 巡査。29歳。 プロレスラー並みの体格と、体躯に見合った剛力を誇る大男で、その巨躯と強面を買われて捜査四課(マル暴)の手伝いをすることもある。犯罪者には容赦なく鉄拳を振るい、時には数人のヤクザを病院送りにしてしまうこともあるが、本人は外見に似合わず、至って温厚で誠実な性格である。アニメ版では、彼の強面な部分を見ることはなく、むしろ臆病な感じに描写されていた。 敬虔なクリスチャン(カトリック)で、名前はアヴェ・マリアから命名された。あだ名は「マリちゃん」。 稀に、丸岡警部が捜査に出かける時は、大抵の場合、彼に付き従って出かけている。 足の数が多いものが苦手なのだが、『夜光曲』でムカデに襲われた後、泉田にそれを指摘され、「足の数がかぞえられるうちはダメなんですが、ムカデぐらいになると、もう、どうでもよくなりまして……」と答えている。
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