視聴人数・興行収入
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「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」の記事における「視聴人数・興行収入」の解説
英国国内ではリアルタイムで840万人、その後その他の視聴も合わせて1160万人が視聴し、40.2%という視聴率を記録した。この数字はシーズン3初回『空の霊柩車』の1272万人にこそ及ばなかったが、放送されたシリーズ10作品の中では2番目に多い視聴者数となった。またこの数字は、英国の新年番組でトップだった。 特別映像まで含めた映画館上映は各国で大成功を収めた。中国では公開初日の1月4日だけで539万ドル(368万ポンド、約6億4370万円)を売り上げ、公開終了時までには全国で170万人が視聴した。また韓国では500万ドルの興行収入を得た。中国では1億6000万元以上の興行収入を獲得し、興行収入1位に躍り出た。作品の大成功に対し、BBCワールドワイドのサリー・ド・サン・クロワは、「BBC Oneでの大人気に続き、韓国や中国の興行収入が数百万ドルに及んでいる。これは英国のテレビ番組として素晴らしい快挙だ」と述べた。最終的に、この作品は世界各地で $38,400,603 の興行収入を得た。 この作品が大ヒットした一方で、視聴者全員が作品を好意的にとらえた訳ではない。女性解放運動の集会がクー・クラックス・クラン (KKK) のように描かれたことについては、「カルト集団のように描くことは、女性解放運動の歴史を見ても間違い」などとした批判が相次いだ。また、この作品でのフェミニズムの描き方そのものが、"mansplaining"(訳:男性視点による描き方)であるという批判も多い。 2016年2月19日には、この批判に答える形で、YouTube公式アカウント上に、制作陣が作品のテーマについて討論する動画が投稿されている。この動画には、脚本のモファット、ゲイティス、制作のスー・ヴァーチュー、メアリー役のアビントン、そして歴史学者のボイド・ヒルトン(英語版)が登場し、作品の目指したテーマや視聴者からの批判について討論を行っている。 インターネット上の映画批評サイトRotten Tomatoesでは、シリーズを通して90%超えの高い評価を得ているものの、この作品だけは2016年4月8日現在で67%と、やや低い評価を受けている。またインターネット・ムービー・データベース (IMDb) では、2016年4月8日現在で、星10個のうち平均8.3個の評価を受けている。 日本で劇場公開が開始された直後の週末2日間では、興行通信社の調べで観客動員数4万8484人、興行収入6546万5100円を記録し、観客動員数で初登場7位を記録した。また、翌週の週末2日間では興行通信社の調べで観客動員数11位を記録した。
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