英語文化研究室
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名目は研究室だが、実際は英語文化研究部という文化系サークルの部室で、桂が放課後などよく遊びに行く。ただしサークルとしての活動は、大学祭に模擬店を出店したことを除いて描写されたことがなく、専ら「コーヒー愛好会」のような感じになっている。この部屋に来たら、何をするにもコーヒーから始まるのが定番になっているあたりからもそれは良く解る。 鈴木 タカ美(すずき たかみ) 同じ美術科に所属する友人。大阪府豊中市出身。普段から明るくて周りのムードメーカー的存在。だが、時としてその性格が裏目に出てしまうこともある。父が借金を作り蒸発したため、引越を繰り返していた。絵画の才能に恵まれ、卒業制作は大賞を受賞する。その一方で漫画も執筆し、漫画コンクールでも入賞する実力の持ち主(ちなみに『なかよし』に投稿していた)。大学卒業後は漫画家を目指す。 小池 順(こいけ じゅん) 英文科。奈良県出身。第1話から登場するにもかかわらず下の名前が不明であったが最終話で判明。いつも野間と研究室でトランプに興じている。ノリと人当たりが良く、桂を英語文化研究室に誘った張本人。おちゃらけているようで後輩の面倒見もいい大人な面を持っている。桂の弟、晴君とも親しい。 野間 誠一郎(のま せいいちろう) 英文科。和歌山県出身。小池と同じく、第1話から登場するにもかかわらず、下の名前が不明であったが、最終話で判明。大柄だが、威張った感がなく優しい。実家は白浜にある大きな旅館(白浜玉宮閣)で、一人っ子であることもあって、跡を継ぐことが決まっている。高校時代野球部に所属し、現在でもスポーツを趣味としている。桂の弟、晴君とも親しい。 友田 文理(ともだ あやり) 物理課程の大学院に在籍。桂と同じく東京出身。英語文化研究室のお姉さん的存在。 大棚教授(おおだなきょうじゅ) 英語文化研究室の顧問。近代アメリカ文学概論担当。神戸在住ではあるが、東京都神田出身。その風体、雰囲気、語り口(時折見せる「べらんめぇ」節)が、江戸っ子のもので下町風情を醸し出している。 渡月くん(わたつきくん) 国文科。神戸市出身。友田さん目当てで研究室に来る。小池、野間と同学年。 上原 千代子(ういばる ちよこ) 英文科。沖縄県出身。桂が2回生の時、5回生。ガソリンスタンドでアルバイトしている。 小田くん(おだくん) 経済学部。尼崎市出身。上原とは同学年。プロボクサー。すぐにムキになるので、小池や野間たち後輩にからかわれる。桂のことを覚えられず、いつも小池たちに聞く。
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