美術館・博物館など
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「ウィスコンシン州」の記事における「美術館・博物館など」の解説
ミルウォーキー美術館は、サンティアゴ・カラトラバが設計した「ブリズ・ソレイユ」(日除け)があり、雄大なデザインで有名であり、大規模で見応えがある。ミルウォーキー郡動物園は広さ200エーカー (0.8 km2) 以上あり、市の西端にある。その他の見所はドーム球場アメリカンファミリー・フィールドや、ミラービールの工場見学である。歴史的町並み保存地区も町中にある。マディソン市にはビラス動物園があり、入場無料である。他にもオルブリッチ庭園温室があり、またウィスコンシン大学マディソン校の文化活動の中心である。 タリアセンの建築家アンソニー・パットナム設計の会議場であるモノーナ・テラスがある。これは、世界的に有名な建築家で、州内リッチランドセンターで生まれたフランク・ロイド・ライトが1930年代に設計したものに幾らか基づいている。ライトの家屋とスタジオはスプリンググリーン市の南、タリアセンにある。ライトの死後数十年経って、タリアセンはその追随者の建築事務所と学校になっている。 グリーンベイには国立鉄道博物館(National Railroad Museum)がある。NFLのグリーンベイ・パッカーズは人気チームであるためチケット入手は困難だが、グリーンベイ・パッカーズ名誉の殿堂でパッカーズについての展示を見ることができる。オナイダ・ネイション・ミュージアムというインディアン部族のオナイダ族 (Oneida tribe) についての博物館や、ヘリテイジ・ヒル・ステートパークという歴史博物館もある。 ウィスコンシン大学マディソン校内の美術館は、各種の西洋美術の他、主に建築家フランク・ロイド・ライトにより収集された浮世絵コレクションも大規模である。 小説家のローラ・インガルス・ワイルダーが生まれ幼少期を過ごしたのはウィスコンシン州北西部のペピン (Pepin) という街で、『大きな森の小さな家』の舞台である。ペピンには丸太小屋のレプリカ"Little House Wayside"がある。ペピンの中心サード・ストリートにペピン歴史博物館があり、「小さな家」関連のものがある。ローラ・インガルス・ワイルダー公園やペピン鉄道博物館もある。ミネソタ州のウォルナット・グローブ(Walnut Grove)への高速道路アメリカ国道14号線は「ローラ・インガルス・ワイルダー歴史ハイウェイ」と名付けられている。 ラクロス生まれのラリー・ピーダーセンは世界的に有名な肖像画家であり、多くの民間画廊が評価している。会社経営者、軍隊指揮層、宗教界の人物や民間市民の肖像画を描いた。古い世界の技術に現代の色彩と構成法を組み合わせた。
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