「小さな家」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 04:45 UTC 版)
「ローラ・インガルス・ワイルダー」の記事における「「小さな家」」の解説
1929年、アメリカで大恐慌が起きると、ワイルダー家の家計もふたたび大きな打撃を受けた。農場はなんとか維持できたが、貯蓄のほとんどを投資で失ったとされる。 このためローラは、農業紙へ長年寄稿してきた経験を生かして新たな作品を執筆し、家計に充てることを考えるようになる。1924年には母親、1928年には姉メアリーが死去しており、かれらの記憶を作品にとどめたいと考えたとも言われる。すでに文筆家として活動していた娘のローズもこの考えを応援し、第1作が書き進められる。 当初、デビュー作は『おばあさんが少女だったとき(When Grandma Was a Little Girl)』の題名で構想されていたが、出版社や娘ローズの協力で大幅に改編され、ニューヨークの大手出版社ハーパー&コリンズから、『大きな森の小さな家』として1932年に刊行される。
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