ERSS
別名:Emergency Response Support System、緊急時対策支援システム
原子力災害の発生時に、原子炉の状態の迅速な把握や的確な対応を図るため利用されるコンピュータシステム。
ERSSは、事故が発生した原子炉を監視し、事故の状況をデータベースと照合して判断し、その後の事故進展の予測を行う、といった一連の事故対応に活用される。
2011年3月に東京電力福島第一原子力発電所で事故が発生した際には、ERSSでは約1日程度、システムの不具合により正常に動作していない時間があった。このことは、2011年の大晦日に原子力安全・保安院によって明らかにされた。
関連サイト:
ERSS - 原子力安全基盤機構
原子力災害の発生時に、原子炉の状態の迅速な把握や的確な対応を図るため利用されるコンピュータシステム。
ERSSは、事故が発生した原子炉を監視し、事故の状況をデータベースと照合して判断し、その後の事故進展の予測を行う、といった一連の事故対応に活用される。
2011年3月に東京電力福島第一原子力発電所で事故が発生した際には、ERSSでは約1日程度、システムの不具合により正常に動作していない時間があった。このことは、2011年の大晦日に原子力安全・保安院によって明らかにされた。
関連サイト:
ERSS - 原子力安全基盤機構
きんきゅうじたいさくしえん‐システム〔キンキフジタイサクシヱン‐〕【緊急時対策支援システム】
緊急時対策支援システム(ERSS)
緊急時対策支援システム(ERSS)は、原子力発電所の万一の事故などの緊急時に電気事業者から送られてくる情報にもとづき、当該原子力発電所の機器の状態を監視し、専門的な知識データベースにもとづいて現在の施設の状態を判断し、その後の事故進展をコンピュータにより計算して予測するシステムである。「情報収集システム」、「判断・予測支援システム」及び「解析予測システム」から構成されている。 「情報収集システム」は、情報収集計算機及び情報表示装置からなり、緊急時に電気事業者からオンラインで伝送されてくる発電所の情報を一括して収集し、事故の状況を迅速かつ的確に把握できるように、分かりやすい視覚情報として情報表示装置の画面上に表示するもので、経済産業省原子力安全・保安院の緊急時対応センター内に設置されている。 一方、「判断・予測支援システム」及び「解析予測システム」は、独立行政法人原子力安全基盤機構に設置され、情報収集システムからの入力情報により専門的なデータベースに基づいて現在の事故状態を判断し、その後の進展をコンピュータにより計算して予測するもので、計算結果を緊急時対応センターの画面表示装置に表示する。
緊急時対策支援システム
緊急時対策支援システムと同じ種類の言葉
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