続編『バイオレンスジャック』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 04:40 UTC 版)
「飛鳥了」の記事における「続編『バイオレンスジャック』」の解説
如月ハニーの生き別れの兄として関東で暮らしていた。 大地震後は魔王スラムキングの店でボーイとして働いていたが、恋人(厳密には誤り。詳細は項目「サタン」で記述。)である牧村美樹がキングの愛人に見初められたことで2人で逃亡を図る。 しかし発見されてしまい、見せしめのためスラムキングに四肢を切り落とされた人犬の身に落とされることになる。 出番そのものは多くはないが、物語の鍵を握るキャラクターとして最後に正体が明かされる。
※この「続編『バイオレンスジャック』」の解説は、「飛鳥了」の解説の一部です。
「続編『バイオレンスジャック』」を含む「飛鳥了」の記事については、「飛鳥了」の概要を参照ください。
続編『バイオレンスジャック』(サタン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 04:40 UTC 版)
「飛鳥了」の記事における「続編『バイオレンスジャック』(サタン)」の解説
デビルマンの後、天使たちにより地球は創世記の世界となった。 サタンは再び地球の再生を試みた。 しかし、サタンの記憶の中の破壊された場所へのイメージが大地震を引き起こし、アーマゲドン後の荒廃した世界に逆戻りしてしまった。それでも、再生された人々は逞しく生きようとした。 サタンは人類と共に不動明を殺してしまった「ハルマゲドン(アーマゲドン)」がある種のトラウマとなり、後悔し、苦しみ続けていた。 その後悔の念が、自分自身に苛烈な試練と生き方を与え、同時に自身の分裂を引き起こした(人間で例えると多重人格)。 サタンは自身の記憶を再び消し、サタンの力を封じ、自身を人間以下の犬として、かつ四肢を切断され首輪を付けた人犬として、牧村美樹と共に生きるという自分自身(サタン)を罰する道を自ら望んだ。 そしてその人犬という姿はサタンの良心の化身になっていた。 一方サタンの悪の精神はスラムキングとして関東に君臨し、支配を企む魔王となった。 これはサタンの心の葛藤が実体化したものだった。人犬をスラムキングが虐待の限りを尽くしたのも自分で自分を責め立てて虐め抜く心の内の表れだった。 そして、サタンの複雑な心はさらに多くの、サタンの心を代弁する人々を産み出してしまった。その中のハニーたち七人はサタンの良心最後の賭けだった。 この七人が人犬を救いだせば、サタンは堕天前の天使長ルシフェルとして復活し、救い出せなければ大魔王サタンとして地球を再び無に返すつもりだった。 だが悪の心が勝ち、サタンは大魔王サタンとなった。 それでも心の底で自分を止める存在である不動明を望んでしまい、明をバイオレンスジャックとして復活させてしまった(ただし作品の中に登場する竜馬と門土の関係、そして結末による、ジャックはサタンの創りだした理想の不動明であり、本物では無いという示唆と捉えられる要素もある)。 ジャックとサタンの邂逅でサタンは悟ったような表情を見せ、明と供に地に落ちていった...。 その後、なぜかジャック(明)は人々の記憶から消えかかっていた(この現象はレディーでも出てくる)。
※この「続編『バイオレンスジャック』(サタン)」の解説は、「飛鳥了」の解説の一部です。
「続編『バイオレンスジャック』(サタン)」を含む「飛鳥了」の記事については、「飛鳥了」の概要を参照ください。
- 続編『バイオレンスジャック』のページへのリンク